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週刊ラジオトーク
2016.02.03

ゴンフォスティグマ

今回ご紹介するのは、ちょっと変わった名前の「ゴンフォスティグマ」です。名前の由来は定かではないのですが、日本でも最近、人気が出て来ている植物です。というのは、寒さにも暑さにも強く、丈夫なので、一年中美しいシルバーリーフが楽しめるからなんです。

 

銀白色のスラッと真っ直ぐに伸びる葉は、柳のような柔らかい草姿で、庭に植えても、寄せ植えにしても、縦のラインがアクセントになって立体的に演出できます。美しいシルバーリーフは、一緒に植える花も引き立ててくれますよ。

 

お店では小さい苗で売られていることが多く、柔らかい細い葉が優しい雰囲気ですが、南アフリカ原産の低木で、地植えにすると1~1.5メートルほどになります。大きく育つと放射線状に枝垂れるようになりますが、そんなワイルドな姿にも人気があります。

 

春から枝の先端に真っ白い可愛いらしい小花を咲かせてくれます。花が咲いた後に、切り戻せば、秋まで繰り返し咲き続けるので、春から秋まで長く楽しめます。

 

お店で選ぶ時は、葉の色艶が良く、枝数が多く、整った姿の株を選んでください。日当たりの良い場所を好みます。鉢植えで育てる時は、底にゴロ石の「鉢底石」を入れて、水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりです。乾燥には強い方ですが、乾燥し過ぎると美しい葉が傷んでしまうので注意しましょう。

 

花が咲き終わったら、切り戻しを行います。全体の3分の1くらい切り戻しても大丈夫です。枝の数が増えて、花も繰り返し、たくさん咲くようになります。切り花にして、花瓶に入れておけば根が出てくるので、挿し木でも増やせます。 「ゴンフォスティグマ」、名前は難しいですが、育て方は難しくないので、初心者でも手軽に育てられますよ。

 

来週は、薄い花びらが何枚も重なって咲く「ラナンキュラス」をご紹介します。お楽しみに。


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