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週刊ラジオトーク
2015.12.30

ミニ胡蝶蘭

今回は、お正月飾りにも最適な「ミニ胡蝶蘭」のご紹介です。胡蝶蘭は、ギフト用の高級なお花、というイメージがありますよね。でも、最近は価格も手ごろで、気軽に楽しめる胡蝶蘭が増えてきました。それが「ミニ胡蝶蘭」です。

 

花色は、白、ピンク、深紅や黄色などがあり、花の大きさは、直径5センチほど。直径6~10㎝くらいの小さな鉢に入ったミニタイプの胡蝶蘭なので、華やかさはありませんが、胡蝶蘭本来の気品に可愛らしさがプラスされ、テーブルの上などに置いて手軽に楽しめるので人気があります。

 

この時期は、和風の器に植えられたものなど、新年にふさわしい商品が並んでいます。選ぶ時は、葉の色艶が良く、しわの入っていないふっくらした葉で、できるだけ蕾が多いものを選ぶと長く楽しめます。

 

購入したら、玄関に飾りたくなるかもしれませんが、一番気をつけなければならないのは、寒さなんです。少なくとも10℃以上、できれば15℃くらい必要なので、部屋の暖かい場所に置いて下さい。その際は、暖房機器の風が直接あたるような場所は避けましょう。

 

夜間は、どうしても冷え込むので、心配な場合は、段ボールや大きめのポリ袋をかぶせるようにするだけでも違います。強い日差しは苦手で、レースのカーテン越しの柔らかな日差しが最適です。日中も戸外に出したりせず、暖かい室内で管理しましょう。

 

水やりで失敗する人が多いので、水の与え過ぎに注意して下さい。「胡蝶蘭」は、乾燥に強く、加湿に弱いのが特徴です。水を与えすぎてしまうと、根が腐って枯れてしまいます。直径が10センチ以下の小さい鉢なら、ペットボトルのキャップ1杯くらいの水を2日に1回与える程度で十分です。

 

室内が乾燥している時は、水やりではなく、霧吹きで葉に水を拭きかけて、湿度を高めるようにすると花が長持ちします。胡蝶蘭は難しいと思っている人も、ミニ胡蝶蘭ならお手軽なので、ぜひ挑戦してみてください!

 

来週は、胡蝶蘭とはまた違った風情が楽しめる「和ラン」をご紹介します。お楽しみに。


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