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週刊ラジオトーク
2016.09.21

ネコノヒゲ

今回ご紹介するのは、「ネコノヒゲ」です。なぜ、こんな名前が付いたのかと言いますと、雌しべと雄しべが上向きに、長くピーンと伸びているんです。その姿が、猫のヒゲのように見えることから名づけられました。

 

草丈は40~60㎝ほどで、小さな花が集まって房のように連なって咲きます。一つ一つの花は小さくて、花びらはあまり目立ちませんが、ピンと長く伸びた雄しべと雌しべが、存在感いっぱいです。花色は白と薄紫色があり、初夏から晩秋にかけて咲き続けます。

 

インドからマレー半島原産の植物で、毎年花を咲かせてくれる多年草ですが、日本の寒さに弱く、冬に枯れてしまうことが多いので、日本では、一年草扱いをされています。

 

現在、お店には、開花した苗が並んでいると思います。葉の色艶が良くて、下の方の葉が黄色くなっていないものを選びましょう。

 

地植えにするなら、日当たりの良い場所に。寒さで弱りやすいので、鉢植えにして、暖かい場所へ移動できるようにすると、花も長く楽しめます。鉢底にはゴロ石の「鉢底石」を入れて、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。

 

水切れを起こすと、すぐに生長が弱まってしまいます。土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えるようにし、水を切らさないように注意しましょう。肥料は大好きです。液体の「有機プラス100倍液肥」などを、1週間に1回ペースで与えると次々に花をつけてくれます。咲き終わった花を切り取ると、次の花が咲きやすくなります。

 

初心者でも育てやすい植物です。ひと株でボリュームも出て、見応えがありますが、ユニークな姿を活かした寄せ植えもお勧めです。「ネコノヒゲ」のスラッとした花姿は、秋の花々にもよく合いますよ。

 

来週は、「コスモス」を長く楽しむ方法をご紹介します。

 


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