こんにちは、花ごころの竹内です。
ご自宅のサルスベリが今年全く花が咲かなかったのを奥様がとても残念に思われていたので、花さかじいさんになるべく、花を咲かせるために2通りのアプローチを試みました。
■自然樹形を活かしつつ、古枝、枯れ枝を整理して、新芽を吹かせる。
■土壌改良して、細根を健全育成させる。
【剪定作業】
・サルスベリは春に伸びた枝の枝先に花を付けるので、新芽を吹かせるために剪定を行います。
中途半端な位置でガッツリ剪定してしまうとせっかくの樹形が乱れてしまうので、枝の流れを意識して残す枝、残さない枝を整理します。
【土壌改良】
・植えられて間もない植木はまだ細根がしっかり育成しておらず、枝葉が生長しにくい状態。それでなくても植える前の植木は枝葉と根鉢(根っこを覆っている土の塊の部分)のバランスが悪いので、根っこの健全育成が必須となります。つまりは良い土壌環境を作ってやることがなにより大切な作業になってきます。
①まず、根っこが張っていると思われる範囲を想定して、穴を掘っていきます。この時、根っこを切ってしまってもそんなに気にしなくて良いです。案の定、コンクリートガラや石が沢山でてきて、おまけに山砂のみの土壌になっている模様。
②花ごころオリジナル土壌改良材「AQコンポ」を掘り取った土とよく混ぜ合わせます。
③混ぜ合わせた土を穴に入れていきます。
④ハツユキカズラを植え戻して完了。これを木のまわり6か所ほどに施しました。
⑤養分がほとんどない状態なので、寒肥も兼ねてリン酸をたっぷり含んだ有機肥料を与えました。
これで簡易的な土壌改良は終わりました。
夏の空を彩るサルスベリの花。咲いておくれよ、百日紅ちゃん・・・
奥様以上に僕が楽しみです♪
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