最近やっと暖かくなってきて、日に日に春の兆しも強くなってきています。

先日公園へ行ったらこんな花咲いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハナノキの花です。

ハナノキは愛知県の木で、東海地方のごく一部の湿地帯にだけしか自生していない非常に珍しい木なのです。

自生地は天然記念物に指定されているところもあります。

当然の如く絶滅危惧種。

しかし、最近は栽培物や海外から輸入された「アメリカハナノキ」等が出回っているので、街路樹や公園樹としてもよく見られます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カエデ科の樹木で今の時期はあまり目立たないですが、真紅の花を枝に沢山つけ、秋には真っ赤に紅葉する、赤のイメージが非常に強い花木になります。

 

と言う事で、各自治体ではその地方由来の「県（市）の木」や「県（市）の花」等を制定していますが、意外と地味な植物を選んでいる自治体が多い中、愛知県では中々渋い樹木を制定しているんですね~(笑

 

でも、お庭の植栽を考える時、その土地にある植栽、その土地に自生している植物を使うのが、一番理にかなった植栽計画だと思います。

実はこれ○○の木で○○にしかない木なんですよ~。ﾅﾝﾃ

例えば名前の由来に依らず、その土地にどう関わってきた植物なのか？

そういった所から何故その木を選んだのか、その土地に込められた想いをお客様にお伝えする事は、これから新しいお庭、あたらしい街に住まう時、その土地を気に入って貰う為のひとつのきっかけにもなればいいなとも思います。

 

皆さんもご自分の住まわれている街の木や花を調べてみては如何でしょうか？

意外と地味な植物を選ばれている市町村も多いのですが、そんな情報も我々プランナーにはとても重要な知識だと思います。

 

ただ・・・

ハナノキは意外と渋好みの木なので、お庭のプランには中々入れる機会がありませんが・・・(笑

 

GD部スタッフ：Y

 

 

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