家庭菜園の雑誌『野菜だより』(学研)で2回特集
学研が年に数回発行している、家庭菜園の雑誌『野菜だより』。
この雑誌の2019年7月号と、2019年11月号で、当社の技術研究班が“太陽熱養生処理”の記事を監修しました。
太陽熱養生処理とは?
「古い土は、天日で干して再利用しましょう」という話、聞いたこと、やったことがある方が多いと思います。古い土の中には病気の菌や害虫がいるので、ビニールシートなどの上に古い土を広げ、太陽に当て、熱で退治して再び使う方法です。“太陽熱消毒”と呼ばれます。
太陽熱養生処理は、この“太陽熱消毒”と似ていますが土の消毒だけにとどまらず、疲れた土の活力を回復させる土づくりのことを言います。
どうしたら、土の活力が回復するか?
活力のある土とは、どんな土なのでしょう?
ズバリ、土壌微生物が多様にいて活動している土です。微生物が多様だと、バランスが保たれ、病原菌を抑えます。微生物が活動すると、土の団粒化が進みます。
多様性が失われ、バランスを崩した土は、植物の生育不良や病害を招きます。ですから、土の活力の回復には、多くの種類の微生物を活発化させることが重要なのです
多くの種類の微生物を活発にするために
太陽熱養生処理には、多くの種類の微生物を活発化させるために、「良質な堆肥」と「菌資材」を使います。
堆肥は、微生物が好んで食べる繊維質が豊富で、微生物の量と多様性が増します。
菌は、微生物の食糧となります。
それらを土に混ぜた上で、マルチを被せ、太陽熱で地温を上げて寝かせるのが 「太陽熱養生処理」です。
花ごころの「特濃牛ふん」「腐植ミネラル強化糖蜜」が最適
「太陽熱養生処理」で使う「良質な堆肥」には「花ごころ 特濃牛ふん」、「菌資材」には「腐植ミネラル強化糖蜜」が最適です。
「花ごころ 特濃牛ふん」は、完熟なのはもちろん、通常の牛ふん堆肥よりも窒素成分が多く、 窒素飢餓を起こす可能性が低いのが特長です。また、腐植(ふしょく)成分が豊富で土壌改良効果が高いのもオススメポイント。
「腐植ミネラル強化糖蜜」は、糖分が土壌菌の餌となり、菌の活動を活発化させます。 また、黒糖が主成分なので植物に利用しやすい水溶性炭水化物が豊富。植物の生育を向上させる働きもあります。
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