大苗から始めるバラづくり
大苗とは、前年の秋から冬にかけてノイバラなどの台木に接ぎ木し、生産者が1年以上畑で育てた苗のことで、11月頃から出回ります。大苗は葉が付いていなため、苗の善し悪しが判断しにくいこともあります。基本的に、健康な苗かどうかは、枝を見て判断します。以下のポイントを押さえておきましょう。
なるべく太く充実した枝がたくさんある苗がGOOD。
枝の切り口の中心の白い部分が小さく、固く縦に筋が入っている枝が、充実した枝の証拠。
筋ではなく、枝にシワが寄っているものは、乾燥で傷んでいるので避けましょう。
株元や根にコブ状の組織が現れているのは、根頭がん腫病の可能性あり!生育が衰えることがあるので避けましょう。
まず、土に植わっていない裸苗で乾燥気味の場合は、植え付け前に根をほどき、1時間ほど水に浸けて吸水させておきます。そして、次の手順で植え付けましょう。
《地植えの場合》
プラスチック鉢などの容器に植わっている苗であれば、そのまま2月上旬まで待ってから植え付ける方が無難です。それまでの間に、庭土には『特選有機バラのたい堆肥』を混ぜて、しっかり土づくりを行っておきましょう。
冬の間は、日当たりの良い暖かい場所に置きましょう。土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。植え付けて2週間経ったら、寒肥として『特選有機濃いバラの肥料』を与えます。3月に入り新芽が出てきたら、『バラ ミニバラの活力液』の噴霧をスタート。4月になったら追肥を行い、あとは開花を待つだけです。
『特選有機 濃いバラの肥料』
有機由来原料100%配合で、バラのために選び抜いた肥料。注目の自然素材“ニーム”を配合。
『特選有機 バラの土Sensations』
選りすぐりの原料でバラ栽培に最適な配合を実現。有機原料たっぷり!フカフカの専用用土。
『特選有機 バラのたい肥』
土壌をきれいにするデトックス効果、土壌バランスを保つ効果で、土を元気にします。
『バラ専用マルチングチップ』
土の上に敷き詰めることで、生育環境を良くし、美しさを引き立てます。