美しい葉を保つ、その他のポイント
熱帯のジャングルが故郷の観葉植物は、日陰に強い植物と思われがちですが、日に当たった方が元気に育つものもたくさんあります。だから、室内ならどこでもOKという訳ではなく、種類によっては日当たり具合を考慮しないと、日光不足で弱ってしまうことも…。例えば、ケンチャヤシなら室内の奥まった場所でも育ちますが、ストレリチアやツピダンサスは明るいリビングの中央付近まで、ガジュマルやレックス・ベゴニアはレースのカーテン越しの窓辺でないと美しい葉が維持できません。観葉植物を選ぶ時は、まず室内のどこに置くのかを決めてから選ぶと良いでしょう。
観葉植物を弱らせてしまう原因の一つが、風通しの悪さです。風通しが悪いと適度な湿度が保たれないだけでなく、病害虫が発生しやすい環境になってしまいます。エアコンの風と違って、自然の風は適度な湿度とキレイな空気を運んでくれるので、植物にはとても大切。日中不在で閉め切っていたり、エアコンを効かせて窓を開けない状態が続いた時は、換気を心がけましょう。時々、屋外の風に当てるのも効果的ですが、いきなり日当たりの良い場所に置くと葉を傷めてしまうことも。外に出す際は、日陰に置きましょう。
葉にホコリがかぶった状態では、光合成が阻害され、生育が悪くなってしまいます。また、カイガラムシやハダニなど病害虫が発生することも。特にエアコンの効いた乾燥が激しい部屋では、ホコリが溜まりやすくなるので、葉水の時に拭き取るようにしましょう。4〜10月の生長期なら、時々屋外に出して、シャワーのように上から水をかけて、葉のホコリをしっかり取り除くのも効果的です。
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