ずっと続く、もっと広がる“バラのある暮らし”
どんなに美しく咲いたバラでも、切り花にしてお部屋に飾った場合、冬場は1カ月ぐらい楽しめても、夏場は1週間もつかどうか…。開花期の春や秋で、切花用延命剤を利用しても、10日もてば良い方でしょうか。いつか枯れるのは当たり前。でも、せっかく1年間大切に育てたバラだから、もっと長く飾りたい、思い出の品として残したい、また、大切な方への贈り物にできたら、バラを育てる楽しみはもっと広がるハズ。そんな願いを叶えるのが、プリザーブドフラワー加工。「ドライフラワーではないのに長期間楽しめる」、「水やり不要で生花のままのソフトな質感を保てる」として、注目の方法です。花本来の色を再現するのは難しいですが、花の形と質感を長期間保つことができ、生花と見間違えてしまうほどの美しさを楽しめます。
「プリザーブ」とは「保存する」という意味で、プリザーブドフラワーは直訳すれば「保存された花」。その歴史は、20年ほど前にフランスで始まり、「まったく新しい花」、「枯れない花」として脚光を浴びました。プリザーブドフラワー加工とは、生花に特殊な保存液や色素を吸わせ、花弁の組織を破壊することなく、長期保存できる状態にすることで、その最大の魅力は、生花のみずみずしさ、やわらかさを保ったままなので、まるで生きているかのような感触を得られることです。水やりなどのお世話はもちろん不要。生花が傷みやすい夏場はもちろんのこと、何シーズン(コンディションが良ければ3年以上)も変わらぬ花姿と感触を楽しませてくれるので、贈り物としても大人気。また、吸わせる着色液によって、青いバラなど、花色を自由に変えられるので、アレンジの幅が広がり、ギフト花材としても重宝しています。そんなプリザーブドフラワーを家庭で手軽に作り、日々の生活を彩る“暮らし花”として利用したいと思いませんか?——-そこでオススメするのが、花ごころの「らくらくプリザ液」です。
本来、プリザーブドフラワーは「脱色→着色→乾燥」と、いくつかの工程を経て作られます。時間と手間をかけて作られるだけに、プリザーブドフラワー加工されたバラ1輪が、とても高価なのも納得できます。でも、花ごころがご家庭で手軽に楽しむ方法としてオススメする「らくらくプリザ液」は、その名の通り、浸けて乾燥するだけの簡単さ。脱色液と着色液をそれぞれ用意する必要もなく、わずか1工程で脱色と着色ができる特殊な加工液です。カラーバリエーションは全15色と豊富。絵の具のように、液を混ぜて好みの色を作ることもできるので、さらにバリエーションは広がります。バラ専用に作られているので、自分で育てたバラを手軽に美しく仕上げることができます。
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