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週刊ラジオトーク
2017.03.29

ショウガ

今回は、「ショウガ」です。料理の薬味やお寿司のガリなどでお馴染みですが、抗菌、抗酸化力が高く、古くから漢方薬にも使われてきました。辛み成分が、体を温め、新陳代謝を活発にし、発汗作用を高めてくれますから、ショウガ入りの飲み物も人気がありますよね。

 

「ショウガ」は、家庭のプランターでも手軽に育てられるんですよ。植え付け時期は4月中旬以降ですが、そろそろお店に「種ショウガ」が並び始めます。この時期しか出回らないので、見つけたら、是非、確保して下さい。見た目は、スーパーで買うショウガと変わりませんが、「種ショウガ」は、栽培中に腐りにくいので、おススメです。

 

「種ショウガ」には、プツプツと芽がついています。大きな「種ショウガ」の場合は、芽が2~3個ずつつくように60gくらいの大きさに手で割ります。野菜用の深さのあるプランターを用意し、底にゴロ石の「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」を、プランターの縁から3センチ下まで入れます。土に穴を掘って「種ショウガ」を埋めます。芽が上になるように置き、ショウガの上に5cmほど土がかぶる深さに植え付けましょう。手で軽く土を押さえたら、底から水が出てくるまでたっぷり水やりをします。

 

「ショウガ」は、熱帯アジア原産で、暑さと多湿を好む野菜です。新芽が伸びてきたら、乾燥させないようにしっかり水を与えましょう。夏場は、藁などで表面をマルチングして乾燥を防げば安心です。葉が黄色くなるようなら、2週間に1回の間隔で「有機プラス100倍液肥」などの液体肥料を与えて下さい。

 

7月上旬になれば、「葉ショウガ」が収穫できます。株元の土を手で押さえて、必要な分だけ端のほうから引き抜きます。味噌をつけて食べたり、漬物などに使えます。そして、秋10~11月が「根ショウガ」の収穫時期です。表面についている土を払い落とし、新聞紙にくるんで保存しましょう。たくさん収穫できますから、存分に薬味や料理に使えますよ。

 

来週は、相性のいい植物を一緒に育てて病害虫を予防する「コンパニオン・プランツ」をご紹介します。


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