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週刊ラジオトーク
2017.05.03

母の日に贈る鉢花

5月の第2日曜日は、母の日ですね。そこで、今回は、「母の日におススメの鉢花」をご紹介しましょう。

 

不動の人気は、「カーネーション」です。母の日に人気の品種は、花が次々と咲いて、濃いピンクから白へと色の変化が楽しめ、バニラのような甘い香りがある「バンビーノ」。それに、赤紫色の花びらに白い縁取りが入る和の雰囲気を持った「エスタ」。こちらは、丈夫で花もちが良くて初心者におすすめです。

 

「カーネーション」は、年中鉢植えでも育てられ、ベランダや玄関先のちょっとしたスペースでも楽しめます。次々に花をつけますから、水やりはもちろん、「有機プラス100倍液肥」などの液体肥料を定期的に与えるのが効果的です。日光にもしっかり当てましょう。

 

近年、カーネーションを抜く勢いで人気の鉢花は「アジサイ」です。様々な品種が登場していますが、最近は、コロンとした手まりのように咲くタイプが人気です。たとえば、小さな八重咲きの花がふんわりと丸く手毬のように集まって咲く「てまりてまり」。それに、花のまとまりが小さい山アジサイの「伊予獅子(いよしし)手まり」も優しい雰囲気が好まれます。

 

でも、本来「アジサイ」の花が咲くのは梅雨時。今は、温室で開花を早めて出荷されているので、花が終わるまでは、室内の明るい窓際で育て、花が終わったら鉢植えを外に出したり、庭に植え替えて下さい。「アジサイ」は日本の気候に合っているので、初心者でも育てやすく、毎年花を楽しめますよ。そして、ガーデニングがお好きなお母さんなら、つる性植物の「クレマチス」がお勧めです。母の日用の鉢花は、つるが行燈仕立て(あんどんじたて)になっていて、一面に花をつけているので、豪華で気品があります。白と紫のコントラストが美しい「ビエネッタ」は、和洋どちらの庭にも合う育てやすい品種です。ピンク色のチューリップ型の可愛らしい花をつける「プリンセスダイアナ」は新芽が伸びて二度三度と花を楽しめるのでおススメです。

 

この時期、お店にはたくさんの鉢花が並びます。お世話の仕方もチェックして、負担のかからないものを選んで贈れば、貰った側も安心して楽しめると思いますよ。

 

来週は、手軽に楽しめるバラ「ミニバラ」をご紹介します。

 


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