MENU閉じる
お問い合わせ
花ごころメディア

花ごころメディア

週刊ラジオトーク
2017.05.31

落花生

今回は、今が苗の植え付けに最適な「落花生」です。自分で育てれば、掘りたての若いものを、サヤごと茹でてビールのおつまみにしたり、炒め物に利用することも出来るので、買って来た物とは、一味違う楽しみ方も出来ますよ。最近話題のアントシアニンが豊富な「黒落花生(ブラックピーナッツ)」などの珍しい品種を育ててられるのも、家庭菜園ならではです。

 

「落花生」は、花が咲き終わると、花の付け根から「子房柄(しぼうへい)」と言う、細いひげのようなものが伸びて地中に潜り、土の中で豆を作ります。この不思議な実のつき方を観察するのも楽しいですよ。

 

苗を選ぶ時は、黄色い葉がなく、葉の色つやが良くてガッシリした物を選びましょう。左右に広がって育ち、地中に潜って豆ができるので、直径40センチほどの大きな鉢を用意して下さい。野菜用の大型プランターを利用する場合は、株と株の間を20㎝以上空けるようにします。底にごろ石の「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で。根は崩さず、優しく扱いましょう。

 

水やりは、土の表面が乾いたら、たっぷり与えます。生長がゆっくりなので、雑草がはびこると負けてしまいます。雑草はこまめに抜き取るようにして下さい。

 

花が咲いて3日ほどすると、花のすぐ下から細いひげが伸びて、土に潜っていきます。もし、鉢の外に出てしまっていたら、土の上に戻して下さい。この頃に一度、液体の肥料「有機プラス100倍液肥」などを与えます。

 

「落花生」は、葉や茎が黄色く変色してきたら、収穫期になります。若いサヤを収穫したい時は、下のほうの葉が少し枯れてきた頃に掘りあげて、きれいに洗って、塩ゆでにします。網目のしっかりした固いさやを収穫するなら、下のほうの葉が全体的に枯れるまで待ちましょう。株を掘りあげて、逆さに置いて、1~2週間乾燥させます。ゆすってカラカラと音がしたら、さやを切り離します。きれいに洗って、もう一度ざるに広げて天日干しをすれば完成です。

 

来週は、エスニック料理には欠かせない「パクチー」をご紹介します。


関連コンテンツ

お問い合わせ

商品・サービスに関するお問合せは、こちらへ。