MENU閉じる
お問い合わせ
花ごころメディア

花ごころメディア

週刊ラジオトーク
2017.09.27

玉ねぎ

今回は、いろいろな料理に使える野菜「タマネギ」です。スーパーには一年中並んでいますが、原産地はペルシャで、寒さには強いのですが、暑さと乾燥に弱いので、温暖な東海地方ではこれからの時期しか育ちません。ちょうど10~11月が苗の植え付け時です。プランターでも手軽に育てられますから、この機会に始めてみませんか?

 

10月に入るとお店に苗が並びます。1苗から1球、収穫できます。苗の長さが20~25㎝、鉛筆ぐらいの太さの苗を選びましょう。それよりも小さいと、寒さに耐えられずに枯れてしまうことがありますし、それよりも大きいと、春早々に花芽が出てしまうこともあるので、タマネギが十分育たなくなります。苗選びが大切です。

 

プランターの底にはゴロ石の「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」を入れます。苗は、15センチ間隔に、1本ずつ植え付けていきます。苗の下のほうの白い部分が2㎝ほど埋まる程度に、浅く植え付けます。深く植えこんでしまうと、生長が悪くなるので、浅く植えて、株元の土を手でギュッと押さえつけておきましょう。

 

水やりは、土の表面が乾いてきたら、たっぷりです。芽が出たら、ワラや細かいバークチップなどで土の表面を覆っておくと、霜から守ってくれますし、雑草防止にもなります。

 

ポイントは肥料やりです。植え付けて3週間後と、生長が盛んになる3月頃に1回ずつ、計2回だけ野菜用の「有機化成肥料」を与えると効果的です。春になって、ネギ坊主が出てきたら、摘み取って天ぷらなどにして下さい。収穫は5月頃になります。葉が自然に一定方向に倒れ始めますが、全体の7~8割が倒れた頃が目安です。天気の良い日に収穫して、そのまま半日ほど乾かし、4~5個ずつ葉を紐でしばって、軒下など日陰の風通しの良い場所に吊るして保存します。

 

「タマネギ」は、苗選びと肥料やりのタイミングだけ注意すれば初心者でも簡単に育てられます。いくらあっても困らない野菜ですから、余っているプランターなどでたくさん育ててみて下さい。

 

次回は、冬から春に次々に花を咲かせる「パンジーとビオラ」のご紹介です


関連コンテンツ

お問い合わせ

商品・サービスに関するお問合せは、こちらへ。