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週刊ラジオトーク
2016.07.06

デュランタ

今回は、夏の暑さに負けず、次々と花を咲かせてくれる熱帯花木「デュランタ」のご紹介です。紫色や白色の小花が枝垂れて咲き、暑い夏を涼しく演出してくれるので、夏の鉢物としても人気があります。

 

6月から花が咲き始め、10月頃まで休まず次々と花を咲かせます。地植えにすると、枝が四方八方に旺盛に伸びて、2メートルほどに生長します。

 

濃い紫色に白い縁取りが入る花の「タカラヅカ」は、凛とした気品のある美しさがタカラジェンヌを思わせることから名付けられました。純白の花の「アルバ」は、とても涼しげな印象を与えます。淡い紫色に濃い紫色の筋が入る「トキメキ」もあります。ライム色の葉の「ライム」や、斑入り葉などはカラーリーフとして楽しめます。

 

お店では、葉の色艶が良いものを選びましょう。日当たりの良い場所を好みますが、ライムや斑入り葉は、半日陰のほうが葉色を美しく保てます。冬に霜がよく降りる地域は、寒さで葉が落ち、そのまま枯れてしまうこともあるので、鉢植えにして室内に移動できる方が安心です。鉢植えにする時は、必ず底にゴロ石の「鉢底石」を入れて、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。

 

土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。地植えの場合は、根がしっかりと根付けば、水やりをしなくても、雨だけで育つようになります。夏場、雨が降らず乾燥が続くような時は、涼しい時間帯にたっぷりと与えましょう。

 

生育旺盛ですから、一年で、枝葉がよく生長します。花が咲き終わった11月にバッサリと枝を切り戻すと、コンパクトに仕立てられるだけでなく、春に元気な良い枝が伸び出すので、花をたくさん楽しめるようになります。枝垂れるように咲く姿がとても涼しげで、夏のお庭を魅力的にしてくれます。育てやすいので、初心者にもお勧めですよ。

 

来週は、ハーブで人気の「バジル」をご紹介します。お楽しみに。


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