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週刊ラジオトーク
2016.07.13

バジル

今回ご紹介するのは、スパイシーな香りが食欲をそそる人気のハーブ「バジル」です。冬の寒さには弱いですが、暑さには強く、夏の直射日光や西日も何のその、夏バテ知らずで、元気に育ってくれますから、ご家庭で育てて、どんどん料理に使ってみて下さい。

 

香りが豊かな「スイートバジル」が有名ですが、それ以外にもバジルペーストにピッタリの「ジェノババジル」。レモンの香りを持ち、サラダや肉料理に向く「レモンバジル」。シナモンに似た香りを持つ「シナモンバジル」。香りだけでなく見た目も楽しめるのが、紫色の葉の「ルビンバジル」。小さい葉がコンモリと茂る「ブッシュバジル」などが人気です。

 

苗を選ぶときは、下のほうの葉が黄色くなっていない、葉の色艶の良いものを選びましょう。

 

日当たりの良い場所で育てますが、強い日差しを受けすぎると、葉が固くなってきてしまうので、西日が避けられる場所で管理しましょう。地植えなら、茎が樹木のように固くなって30~90㎝ほどに大きく育ちますから、40㎝ほど間隔を空けて植え付けましょう。

 

鉢植えにするなら、直径18センチ以上の6号鉢を用意して、必ず底にゴロ石「鉢底石」を入れて、有機質たっぷりの専用土「ハーブ・香草の土」で植え付けましょう。根は崩さずに、優しく植え付けます。水やりは、土の表面が乾いたらたっぷり与えます。

 

葉の数を増やして、こんもりと茂らせるためには、「摘芯」と言って、先端の葉2~3枚を茎ごと切り取ることが大切です。その後、切り取った下の葉の付け根から脇芽が伸びて増えていきます。切り取った葉はサラダやハーブティーに利用できます。

 

これから、花の時期になりますが、花が咲くと葉が固くなって風味が落ちますので、葉を料理に使いたい場合は、蕾のうちにこまめに摘み取りましょう。たくさん茂ったら、収穫を兼ねて、半分くらいまで切り戻します。気温が下がる10月までは、摘芯や切り戻しをくり返しながら、収穫を楽しむことが出来ますよ。

 

この番組の内容は、花ごころのHP『週刊ラジオトーク』でご覧いただけます。『きいてみや~ち』のHPからもアクセスできますよ。

 

来週は、夏の炎天下にも負けない「ニチニチソウ」をご紹介します。お楽しみに。


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