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ホーム花ごころメディア週刊ラジオトークアーカイブ2015年ふかふか堆肥でマルチング
週刊ラジオトーク
2015.12.09

ふかふか堆肥でマルチング

今回は、植物達の寒さ対策にオススメな「マルチング」のお話です。寒さに耐える性質の度合いのことを「耐寒性」と言いますが、「耐寒性がある」植物であれば、-10℃くらいまでは耐えられますので東海地方なら、山間部でなければ、冬も容易に過ごすことができます。

 

「非耐寒性」の植物は、日本の冬の寒さに耐えられず枯れてしまいます。「半耐寒性」と言って、最低気温が3~5℃くらいまでなら耐えるけれど、0℃以下では枯れてしまう、寒さに弱い植物もあります。「半耐寒性」植物は、寒さ対策をしたり、室内へ取り込めば冬を越すことができます。

 

とは言っても、植物が冬に枯れてしまう原因は、寒さだけではないので、「耐寒性がある」植物でも油断はできません。冬の冷たい風はとても乾燥していますから、強い寒風に長時間あたると枝や葉が傷んでしまいますし、霜にあたって枯れることもあります。霜柱で苗や球根が持ち上げられ、露出してしまった根が、乾燥して枯れることもあれば、雪の重みで枝が折れたり、株がつぶれてしまうこともあります。耐寒性がある植物も、寒さ対策をしておくほうが安心です。特に、植え付けたばかりの苗や、土の量が少ない鉢植えの植物は、根に寒さが伝わりやすいので、土が凍ってしまうこともあります。

 

そこで土の凍結や霜柱を防いでくれて、土の保温効果を高めてくれるのが、株元の土を覆う「マルチング」です。マルチングというと、樹皮をチップ状にしたバークチップや、野菜畑ではワラなどが利用されますが、この時期にオススメなのは、ふかふかの堆肥によるマルチングです。堆肥とは、動物のふんや植物などの有機物を発酵させたものです。人間にとっての発酵食品のように、土の健康維持には欠かせません。ふかふかの完熟堆肥は、古くなった土を若返らせる力があります。庭の土がカチカチで栄養分が少なくなっている場合や、鉢の土を何回か使い回していて古くなっている場合は、尚更です。

 

土の上にまくだけで土壌改良効果と肥料効果が得られる「らくらく土の改良材」なら、植物を元気に育てる力がある、ふかふかの土に蘇ります。寒さ対策と土壌改良の一石二鳥になるわけです。冬の間に、「らくらく土の改良材」でマルチングをして、土を若返らせておくと、春からの生長にも差がでますよ。

 

来週は、クリスマスの定番「ポインセチアの寄せ植え」についてご紹介します。お楽しみに。


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