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週刊ラジオトーク
2014.07.02

ヒペリカム

今回は、鮮やかな黄色い花と実が人気の「ヒペリカム」のご紹介です。「ヒペリカム」には様々な種類があり、花を楽しむもの、実を楽しむもの、カラーリーフとして葉を楽しむものがあります。東海地方では、古くから、冬でも葉が落ちない30cm~1mほどの常緑低木として庭木に利用されています。

 

花を楽しむものでは、4cmほどの鮮やかな黄色い花が6~7月頃に株一面に咲きます。最近は、季節によって葉色が変わる「ヒペリカム・トリカラー」や、日当たり具合でも葉色が変わる「ヒペリカム・ゴールドフォーム」なども人気です。

 

今回、特にご紹介したいのが、鮮やかな黄色い花が、6~7月頃に咲き、7~8月には、1cmほどの実が付き、秋まで楽しめる品種です。花は、2センチほどと少し小さくなりますが、実の色は、赤、ピンク、アプリコット、黄色、白、緑色、赤茶色など、品種によって様々です。実の付いた枝は、切花として、フラワーアレンジによく利用されます。お店では、実付きの苗も並び始めています。

 

鉢植えでも育てやすい矮性種も登場し、寄せ植えや庭のちょっとしたスペースでも楽しめる「ガーデン・ヒペリカム」は、病気に強く、実付きも良いのでおススメです。お店で苗を選ぶ時は、葉の色つやがよいもの、実がついていれば、実にしわがよっていないものを選びましょう。

 

夏の暑さには強いですが、直射日光の強い光を浴びると、葉が傷んでしまいますから、夏場は半日陰になるような場所が適しています。鉢植えにするなら、鉢底にゴロ石の「鉢底石」を入れて、水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。実を付けている時は、根はあまり崩さず、優しく扱います。

 

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりです。水切れを起こすと、葉や実がすぐに傷んでしまうので、夏場は気をつけてください。肥料は特に必要ありません。初心者でも育てやすく、可愛らしい実を秋まで存分に楽しめますよ。

 

来週は、「バラの夏越し」をご紹介します。お楽しみに。


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