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週刊ラジオトーク
2014.09.10

バラの秋剪定

今回ご紹介するのは、「バラの秋剪定」です。秋の開花を楽しむために、この時期に剪定をしておきましょう。夜の気温が徐々に下がってきますから、地面の温度も下がり、根が元気になって、水分や養分の吸収が良くなるので、枝葉も生長を再開します。

 

この時期に剪定をしておくと、形がきれいにそろうのはもちろん、枝ごとの栄養バランスが均等になり、秋に美しい花がまとまって咲くようになります。そこで、先ずは、厳しい夏を越したバラの健康チェックをしましょう。葉が半分以上残っていれば、夏バテ知らずの元気なバラと言えます。

 

葉を3分の1以上落としてしまっているバラは、夏バテ気味です。剪定の1週間前に、既定の倍に薄めた液体肥料「有機プラス100倍液肥」などを与えて、疲れを取ってあげましょう。

 
剪定の時期は、9月上旬から中旬までがベストです。枯れ枝や細くて短い枝は、先に切りとっておきましょう。夏バテ知らずの元気なバラは、全体の高さの3分の1を切り取ります。扇形になるようにイメージしながら、元気な葉の上で切ります。

 

夏バテ気味のバラも、薄めた液体肥料を与えて1週間ほど経ち、体力が戻ってきたら枝の先端を切りそろえる程度に剪定します。葉がソーラーパネルとなって光合成を行い、開花に必要な養分を作りますから、できるだけ葉を残すようにしましょう。

 

葉がほとんど残っていないようなバラも、細く弱々しい枝や、古くて 枯れているような元気のない枝を切っておく方が、元気な葉が出やすくなります。剪定の時に、花や蕾があっても、思い切って切り取ります。花は咲かせず、秋に向けて栄養をしっかりと蓄えるようにしましょう。

 

 剪定後は、必ず、肥料をしっかり与えて下さい。「特選有機 濃いバラの肥料」などの粒状の肥料を土の上にばらまいておくといいですよ。そして、「バラの活力液」を開花まで定期的に与えます。葉からしっかり栄養を吸収して、病害虫に負けない元気な株にして、秋の開花を待ちましょう。

 

来週は、手軽に育てられる「ホームタマネギ」をご紹介します。お楽しみに。


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