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週刊ラジオトーク
2014.10.08

ニンニク

今回は、スタミナ食材としてもお馴染みの「ニンニク」です。ちょうど今、10月いっぱいくらいまでが植え時です。家庭で育てれば、気軽に料理にも活用できますよ。

 

育て方は、草花の球根植物と同じです。園芸店で、「種用の球根」を購入して下さい。品種もいろいろですが、外側の皮が赤みを帯びていて、強い香りと濃厚な味わいの「紫にんにく」や、まろやかな味わいで、病気に強く育てやすい「嘉太郎(よしたろう)」などがおススメです。

 
植え付けは、野菜用の深さのあるプランターを用意し、底に「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん野菜の培養土」を入れます。栄養分が偏った古い土を嫌うので、新しい培養土を使いましょう。

 
塊のものは、手で1片(ひとかけ)ずつにばらしておきます。この時、他に比べて小さいものや、カビがついているものは避けます。15㎝間隔で、ニンニクの上に土が5~6㎝くらいかぶるくらいの深さに埋めてたっぷり水を与えます。その後は、土の表面が乾くのを待ってからたっぷりです。

 

一か所から、数本の芽が出てきます。15㎝くらいまで育ったら、1つのニンニクをしっかり太らせるために、芽かきをします。元気な芽1本を残し、他の芽は、外側に倒すように引き抜きます。11月下旬と、翌年の3月に、「有機化成肥料」を追肥して、生長を助けます。暖かくなると、葉がグングン伸び、5月になると蕾が出てきます。以前、リスナーの方から「ニンニクの花を楽しみたい」というご相談をいただきました。ネギ坊主に似た、紫色や紫がかった白い花が咲きますが、この蕾を咲かせてしまうと、栄養が取られてしまいます。収穫のためには蕾のうちに折り取って料理に使うことをお勧めします。

 

そして、下の方の葉が黄色くなったら、収穫時です。収穫したら、風通しの良い日陰に吊るして乾燥させて保存しますが、収穫したばかりのニンニクの素揚げは絶品なので、家庭菜園ならではの味も楽しんでみてください。

 
来週は、秋の山野草「ホトトギス」をご紹介します。お楽しみに。

 

 


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