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週刊ラジオトーク
2018.02.17

ジャガイモ

今回は、まさにこれから、2月下旬~3月に育て始めていただきたい野菜「ジャガイモ」です。家庭菜園用には、普段スーパーには並ばない珍しい品種も豊富に揃っていますよ。たとえば、栗やサツマイモのような甘みとコクがある「インカのひとみ」は、濃い黄色のホクホクとした食感です。フランス生まれで味の濃い「シンシア」は、煮崩れし難く、煮込み料理に最適です。皮も中も紫色の「シャドークィーン」は、ホクホクとしたサトイモに近い食感です。

 

園芸店には、「種イモ」と呼ばれるものが並びます。張りがあって、大きすぎず、女性の握りこぶしよりも一回り小さいくらいの「種イモ」を購入して下さい。

 

野菜用のプランターで育てますが、25Lの「花ちゃん培養土」を袋ごとそのまま使う袋栽培もお勧めです。袋を立てて使うので、ベランダなどの狭いスペースでも育てられます。袋栽培のやり方をご紹介しますと、まず、袋の下10センチのところまで、ドライバーなど尖ったもので水抜け穴を空けます。30~40か所くらい、まんべんなく空けてから袋を開き、土を半分取り出してバケツなどに移し、袋の端は切らずに折り曲げておきます。土の中央には、8センチの深さの穴を掘って種イモを埋め、たっぷり水を与えます。芽が出て、10センチくらいに育ったら、元気の良い芽を2本残して、他は抜き取ります。草丈が20㎝になったら、有機質を含む「ジャガイモの肥料」を与え、折り込んだ袋の端を少し戻して、最初に取り出した土の半分を入れます。そして、花芽がついた頃に、もう一度肥料を与え、袋の端を戻し、もう半分の残りの土を袋に入れます。

 

花が咲き終わって2~3週間後、下の方の葉が黄色く枯れたら、収穫時です。ジャガイモを取り出して、日の当たらない日陰で乾燥させて下さい。

 

来週は、藤の花を逆さまにしたような花を咲かせる「ルピナス」をご紹介します。


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