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週刊ラジオトーク
2018.04.07

ネメシア

今回ご紹介するのは、「ネメシア」です。実は、「ネメシア」が、日本で栽培されるようになったのは、20年ほど前なので、名前は聞いたことがないかもしれませんが、とても人気があるので、花壇や公園で目にしていると思いますよ。この「ネメシア」には、「レモンフロート」「チェリーオンアイス」「マスカレード」という名前の品種があるんです。

 

「ネメシア」は、蝶が飛んでいるような形の可愛らしい小花を、株一面にふんわりと咲かせます。花色は豊富で、白、黄色、オレンジ、赤、ピンク、紫などのカラフルな物から、パステル調の優しい色合いまで様々です。

 

春から梅雨まで開花する一年草と、2~3年の間は、真夏に休んで秋にもう一度咲く多年草があります。一年草なら、春の寄せ植えや花壇に、多年草なら、香りがする品種も多いので、ネメシアだけで一鉢ボリュームよく育てるのもお勧めです。

 

「メロウ」シリーズは、コンモリと咲く優しい雰囲気で人気の品種。淡い黄色の「レモンフロート」は、甘い香りもありますよ。横に広がるようにボリュームよく咲く「サンサシア」シリーズは、チェリーレッドと白のコントラストが可愛い「チェリーオンアイス」が人気です。他の品種より大きめの花びらの「ネシア」シリーズは、シックな赤色の「バーガンディ」が華やかで人目をひきます。ツノが出たようなユニークな形の「マスカレード」は、香りがあり、秋までしっかりと咲いてくれます。

 

庭に植え付ける時は、日当たりと水はけのよい場所を選びます。鉢植えなら、底にゴロ石の「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。種をつけると、次の花が咲くためのエネルギーを奪ってしまうので、種がつき始めた花の茎は、早めに切りとりましょう。

 

多年草の場合は、大きく生長したまま夏を迎えてしまうと、暑さで蒸れて弱りやすいので、6月上旬に10㎝くらいまで切り戻すと秋に再び元気に花を咲かせてくれますよ。

 

来週は、最近人気の苔を楽しむ「苔テラリウム」をご紹介します。


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