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週刊ラジオトーク
2018.06.23

イタリアンパセリ

今回は、栄養満点のセリ科のハーブ「イタリアンパセリ」です。日本で、よく出回っているのは、「カーリーパセリ」と言います。

 

カーリーパセリは葉が縮れていますが、「イタリアンパセリ」は、柔らかく平たい葉で、形は三つ葉に似ています。クセがなく、香りは栽培環境によりますが、ややマイルドになります。

 

種から育てられますが、大量に使う目的がなければ、苗から育てるのがお勧めです。育てやすいですから、キッチンの近くに一鉢置くのもいいですよ。ビタミンやミネラルなど栄養を豊富に含んでいるので、いろいろな料理に使ってみて下さい。

 

苗は、黄色い葉が無い、色艶がよく、ガッシリした苗を選びます。暑さと寒さが苦手なので、移動できる鉢植えがお勧めです。底には必ずゴロ石の「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。太い根が伸びるため、その根が傷つくと、著しく弱ってしまいます。根はポットから抜いた形のまま、なるべく崩さずに、周りに土を足すようにして優しく植え付けましょう。真夏の暑さと直射日光は苦手ですから、夏場は涼しい木陰か、室内の日当たりの良い場所におきましょう。

 

水やりは、土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。常に土が湿った状態では、根が腐りやすいので、雨が長く続く日などは、軒下へ移動させると安心です。逆に、水切れさせると葉が固くなって風味が落ちてしまうので、夏場は乾燥にも気を付けましょう。葉は年中収穫出来ます。常に葉を10枚くらい残すようにすれば、しっかり光合成できるので、次々に新芽が伸びてきますよ。

 

来週は、夏も元気に咲いてくれる「ニチニチソウ」をご紹介します。


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