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週刊ラジオトーク
2018.09.15

ニンニク

今回は、9月が植え時の「ニンニク」です。

 

「ニンニク」は、疲労回復効果が期待できるスタミナ野菜として知られていますが、育て方はとても簡単で、チューリップの球根のように手軽に育てられますので、是非育ててみて下さい。

 

園芸店には、この時期「種球(たねきゅう)」と呼ばれる栽培用のニンニクが出回ります。スーパーで売っているニンニクを植えても育つのですが、芽を出さないこともあるので、栽培用を使うのがおススメです。

 

特に育てやすく初心者向けなのは、味も貯蔵性も優れた人気品種の「ニューホワイト六片(ろっぺん)」。においが少なく、まろやかな味わいがお好みの方は、通常の倍以上の大きさになる「ジャンボニンニク」がおススメです。沖縄で栽培されている「島ニンニク」は、小粒ですが、濃縮された旨味と香りが特徴です。紫色の皮に包まれる「紫ニンニク」は、生育旺盛で早めに収穫が可能です。お好みの種球を購入したら、野菜用の深さのあるプランターを用意して、底に、ゴロ石の「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」を入れます。深さ5~6センチの穴を10㎝間隔で掘り、種球を一片ずつに分け、尖った方を上にして埋めて下さい。日当たりの良い場所に置き、水やりは、土の表面が乾いたらたっぷり与えます。

 

植え付けて4週間ほど経つと、芽が出てきます。芽が何本も出ると、栄養が分散してしまうので、元気で真っ直ぐな芽を1本だけ残すように脇芽を抜き取ります。

 

4月になると花がつきます。花を咲かせてしまうと、ニンニクがしっかり太らずに終わってしまうので、蕾は切り取ります。葉をしっかり育て、葉が5割ほど黄色くなったら収穫時期です。土から引きぬいて、3~5日ほど天日で乾かしてから、風通しの良い軒下に吊るして使って下さいね。

 

来週は、秋の七草の一つ「ナデシコ」をご紹介します。


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