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週刊ラジオトーク
2013.03.27

アジュガ

今回は、花だけでなく葉もカラーリーフとして楽しめる「アジュガ」です。

 
「アジュガ」は、シソ科の常緑多年草で、4〜5月に小花がたくさんついた茎を直立させて咲かせます。
放射線状に広がった葉は冬でも枯れずに残り、茎を地面に伸ばしながら増えていくので、地面を覆う「グラウンドカバープランツ」としてよく利用されます。
その葉が、最近カラーリーフとして人気を集めています。

 
強い直射日光が苦手で、1日1時間だけでも日が当たる場所であれば育つので、暗くなりがちな日陰のスペースもカラーリーフで明るく演出することができます。

 
花色は、青紫が多いですが、白やピンクもあります。
葉に白とピンクの斑が入る「マルチカラー」や、クリーム色の大きな斑入り葉の「アークティック・フォックス」、黒っぽい丸葉の「モコラ」も個性的です。
また、比較的生育がゆっくりなので狭いスペースや鉢植えにも向く「チョコレートチップ」は、葉が隠れてしまうほど花付きが良いことでも人気です。

 
お店で苗を見つけたら、葉の数が多くボリュームがあって、色艶が良いものを選びましょう。
地植えにする時は、西日や、夏場の直射日光が当たるような場所は避けましょう。
明るい日陰が適しています。
鉢植えにする時は、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」を使い、鉢底にはゴロ石の「鉢底石」を必ず入れましょう。植え付け後はたっぷりと水を与えます。
極端に乾燥させないように、土の表面が乾いたら、水やりをします。

 
花が咲き終わったら、花の茎を切り取っておきましょう。
狭い場所でも増えていくので、日当たりが悪くて草花が育ちにくい場所や、手が届きにくい樹木の株元などに最適です。
春のお庭の空いているスペースに、植えてみてください。

 
次回は、日本に自生する蘭『エビネ』をご紹介します。


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