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週刊ラジオトーク
2013.11.27

バラの植え付け

今回は、「バラの苗の選び方と植え付け」についてご紹介します。実は、春に出回る「新苗」より、今の時期に出回る「大苗」の方が、専門家が、春から更にしっかりした「大人の苗」にして出荷している物なので、失敗が少なく初心者でも育てやすいのです。

 

そこで、今回から一年間を通じて、定期的にその時期に合ったバラのお世話の仕方をご紹介していこうと思います。それも、鉢植えでも育てられるバラをご紹介していきますので、庭がなくて諦めていた方も、是非、チャレンジしてみて下さい。

 

最近は、鉢植え向きの品種がどんどん増えています。そこで、花ごころ 営業部の村田 高広さんに鉢植えにおススメの品種を伺いました。今回は、香り高いフレンチローズで知られるデルバール社から3種挙げていただきました。「ラ・ドルチェ・ヴィータ」は、鮮やかな黄色い花を枝いっぱいに咲かせる、樹の形がコンパクトな鉢植え向きの四季咲きです。ピンク・オレンジ・イエローが入り混じったパステル調の「クロード・モネ」も鉢植えに最適で丈夫な四季咲きです。そして、「オマージュ・ア・バルバラ」は、初心者に最適!病害虫に強く、花つきが抜群の真紅のバラです。他にも鉢植えに向いているバラはたくさん出ていますので、園芸店で聞いてお気に入りの「大苗」を購入してみて下さい。

 

冬にお店に並ぶ大苗は、株元から30㎝程度に枝を切り詰められ、「木」のように固い枝をしています。選ぶときは、先ず、株元が太くしっかりしていて、枝ぶりも固く太い枝があるものを選びましょう。

 

植え付けで大事なことは、よい土を使うことです。土はバラ専用「特選有機バラの土」がおススメです。バラにピッタリのたい肥を配合しているので、花付きも格段に違ってきます。冬の大苗は根を束ねて4~6号鉢に仮植えされていますので、根を傷めないように丁寧にほどき、根を八方に広げながら植え付けます。この時、接ぎ木をしてある部分まで土に埋めないように注意します。鉢は、8~10号(直径24~30㎝)の深鉢で、鉢底には「鉢底石」を敷き詰めます。植え付け後は、たっぷりと水を与え、その後は、土の表面が乾いたらたっぷり与えて下さい。

 

次回は、冬にイチゴのような真っ赤な実をつける『イチゴノキ』のご紹介です。


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