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週刊ラジオトーク
2017.10.21

小カブ

今回は、甘くて美味しい冬野菜「小カブ」です。直径4~5センチほどの小さなカブですから、手軽に、ベランダのプランターでも育てられ、種をまいてから45日ほどで収穫できるので、家庭菜園初心者にもおススメです。

 

では、お勧めの品種をいくつかご紹介しましょう。甘みが強く柔らかい食感で、生で食べても美味しい「ゆきわらし」は、病気にも強くて育てやすい品種です。赤い小カブ「もものすけ」は、皮に切れ込みを入れると、手で皮がむけるほど柔らかいんです。ジューシーで甘くサラダにもお勧めです。肉質がしっとり柔らかく、ほど良い甘みで味が良い「CR(シーアール)ゆきばな」は、煮物にピッタリです。鮮やかな赤い皮の「ゆるぎ赤丸蕪(あかまるかぶ)」は、よく締った肉質とシャキシャキした歯ごたえが特徴で、お漬物に向いています。

 

育てたい品種が決まったら種から育てます。種によって、一晩水につけるもの、そのまま蒔けるものなど様々ですので、袋に書いてある種のまき方をしっかりチェックしましょう。

 

種を蒔くプランターの底には、水はけを良くするゴロ石を入れて、「花ちゃん培養土」を入れて、表面を平らにならします。土の表面に1㎝深さの溝を作ります。この時、割りばしを横にして埋めるように溝をつけていきますが、溝と溝の間は10センチ程あけて下さい。この溝に、種を1列にまいていきます。溝を埋めるように土をかぶせて、ハス口(くち)ジョウロで優しくたっぷりと水を与えます。発芽するまでは、土を乾かさないように注意して下さい。発芽したら、土の表面が乾くのを待ってから、たっぷり水を与えます。

 

本葉3~4枚になったら、苗と苗の間が8~10㎝くらいの間隔になるよう、弱々しい苗や生長が悪い苗から順に間引いていきます。勿体ないと間引きをしないと、カブが十分太りません。間引いた苗はお料理に使って下さいね。

 

種まきから1か月たったら、2週間に1回「有機プラス100倍液肥」などの液体肥料を水やり代わりに与えると、しっかりと太ります。根の直径が4~5㎝になったら収穫できますよ。葉もビタミンや鉄分が豊富で、栄養満点ですから食べて下さいね。

 

来週は、この時期、実のついた苗が出回る「オリーブ」です。


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