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週刊ラジオトーク
2017.06.14

ペンタス

今回は、星のような形の花を咲かせる「ペンタス」です。星形の小さな花が、アジサイのように半球状にまとまって咲く姿が可愛らしいことと、暑さに強く、夏も元気に開花してくれるので、夏の花壇に欠かせない!と人気があるんですよ。

 

「ペンタス」の名前は、五つの突起を持つ星型をしていることから、ギリシャ語の「5」を意味する「ペンテ」に由来しています。花色は、白、ピンク、赤、紫色で、一重から八重咲まであります。草丈は30~60センチほどです。

 

主な品種をご紹介しましょう。コンパクトな株一面にたくさんの花をつける「グラフィティ」は、見応えたっぷりです。八重咲の「ライカ」シリーズは、暑さに強く、花もちも良いことで人気です。葉に黄色の斑(ふ)が入り、真っ赤な花とのコントラストが美しい「サマースター」は、南国の雰囲気いっぱいです。

 

お店で選ぶ時は、下のほうの葉が黄色くなっていない、葉の色艶が良く、花付きの良いものを選びましょう。

 

日当たりの良い場所で育てます。暑さには強いですが、蒸れには少し弱いので、株と株を密集させないように、少し感覚をあけて植え付けるほうが良く生長します。「ペンタス」は、寒さに弱く、日本では一年草扱いをされます。 来年も楽しむには、冬に室内へ移動できる鉢植えが良いでしょう。

 

鉢植えの場合は、底にゴロ石の「鉢底石」を入れて、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。水やりは、土の表面が乾いたらたっぷり与えます。

 

夏の暑さにも、強い日差しにも負けず秋まで次々に開花をするので、肥料を切らさないように、液体の「有機プラス100倍液肥」などを定期的に与えると効果的です。花後はできるだけ、花がらを切り取るようにしましょう。そのままにしておくと、種ができて栄養をとられ、次の花が咲きにくくなりますし、枝がだらしなく伸びて、見苦しくなります。初心者でも育てやすいので、夏の花壇や鉢植えにお勧めですよ。

 

来週は、コンテナで手軽に育てられる「ミニニンジン」をご紹介します。

 

 


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