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週刊ラジオトーク
2016.12.28

シクラメン

今回は、冬の室内には欠かせない鉢花「シクラメン」です。「シクラメン」は、よくご存知だと思いますが、今や、「え?これも本当に、シクラメン?」と驚くような新品種が毎年登場していますので、是非、お店でお気に入りを捜してみて下さい。

 

「シクラメン」は球根植物です。秋に新芽を出して葉が茂り、冬に花を咲かせます。花びらの形が丸っこいものから、細いもの、ギザギザのフリンジが

入ったもの、幾重にも重なる八重咲きなど様々で、花色も、赤や白、ピンクだけでなく、クリーム色や紫色もあります。葉も斑(ふ)入りの模様が美しいものや、葉全体が銀色のプラチナリーフも登場しています。

 

人気の品種をいつつかご紹介しましょう。ヒラヒラふわふわのベビーピンクの花びらが可愛らしい「ファルバラローズ」は、ほのかなバラの香りが楽しめます。下向きに開くピンクの花びらの上を花びらのような白いガクが覆う「ひらり」シリーズは、クラシカルなドレスのような美しさです。珍しい紫色の「セレナーディア・アロマブルー」は、爽やかで甘い香りが人気です。また、株一面に上向きに花が開く「アンジュ」は、新世代シクラメンとも言われています。

 

鉢を購入する時は、葉1枚に対して1つの花が咲くので、花ではなくて、葉が多いもののほうが長く楽しめます。葉が黄色いものや、グラグラしているものは避けましょう。シクラメンは寒さに弱いので、日当たりのよい、室内の暖かい場所で管理しますが、暖かすぎると早く花が終わってしまいます。15~18℃くらいのやや肌寒い場所が適温です。水やりは、土の表面が乾いたら、下から流れ出るまでたっぷりです。葉や花に水をかけてしまうと、付け根が腐って病気の原因になりますから、葉を少し持ち上げて、土の上に水をかけるようにします。

 

そして、花を長く楽しむためのポイントは、肥料を欠かさないことです。土の上に置く「ガーデンシクラメン・シクラメンの肥料」を定期的に与えましょう。咲き終わった花や黄色くなった葉は、つまんで回しながら引っ張るようにして、付け根から摘み取りましょう。春まで花を楽しんで、一休みさせれば、また来年も楽しめますよ。

 

来週、1月3日は、お祝いごとに欠かせない「胡蝶蘭」です。


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