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週刊ラジオトーク
2012.10.03

シュウメイギク

今回は、「シュウメイギク」です。秋に菊に似た花を咲かせるので、「秋明菊」という名前がつきましたが、菊の仲間ではなく、アネモネの仲間で、英語 では「ジャパニーズ・アネモネ」と言います。アネモネには、鮮やかな花が多いのですが、「シュウメイギク」は、和風庭園に似合うような落ち着いた雰囲気が あります。

「シュウメイギク」は、毎年花を咲かせる宿根アネモネで、花色は、ピンクと白があり、一重のものや八重のものもあります。

本来の「シュウメイギク」は草丈が1m50㎝にもなりますが、最近は品種改良が進み、40cm前後の矮性種が増え、コンテナやお庭、どちらでも楽しめるようになりました。

お店では、花付きの苗が並んでいると思います。下の方の葉が黄色くなっていない、蕾の多い元気な苗を選びましょう。

菊と聞くと、日当たりの良い場所と思ってしまいがちですが、シュウメイギクは、半日陰を好みます。日当たりの良い場所では、葉がかさついた感じになり、特 に、株元に直射日光が当たると弱ってしまうこともあります。上のほうの葉や花に日光が当たっても、株元は陰っているような場所が理想的です。庭木の下など の半日陰や、生け垣やベランダの柵、他の植物で株元が陰るようなところを探してみてください。寄せ植えなら株元が隠れるので、一石二鳥ですよ。コンテナに 植え付ける場合は、底にゴロ石「鉢底石」を入れて、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。根は崩さずにそのまま、優しく扱います。根付くまでは乾燥に弱いので、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりをします。

花後も大切です。来年も開花させるために、花後のお礼肥として「IBのチカラ」などの肥料を忘れずに与えましょう。また、咲き終わった花もこまめに切り取り、株の負担を軽くしておきましょう。植え付ける場所が適していれば、放っておいても毎年花を楽しませてくれますよ。

 

来週は、「」についてお送りします。


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