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週刊ラジオトーク
2012.12.26

ポインセチア

今回は、クリスマスの定番の鉢花『ポインセチア』です。

 

最近は、定番の赤や、ピンク、クリーム色、それに、白色の「プリンセチア・クリスタルスノー」や、クリーム色から時間が経つと淡いピンク色に変わる「ビジョンオブグランデール」など、清楚な優しい雰囲気のポインセチアも登場し、人気が出ています。
他にも、斑入りのものや、葉先がカールしていたり、フリル状になっているものなど、様々な品種があります。
人気の『ポインセチア』ですから、今、お部屋にあるというお宅も多いと思います。
そこで、これから来年までのお世話のポイントをご紹介しましょう。

 

『ポインセチア』は、寒さに弱いので、冷たい風に当たると葉先が黒くなって、しおれてしまいます。
冬の間は室内で育てますが、日光が大好きなので、よく日が当たる窓際に。
夜は冷え込むので、窓際から離して部屋の中ほどに移動しましょう。
暗すぎたり、温度差が激しい場所に置くと、下の方の葉から黄色くなったり、縮れて葉が落ちたりすることがあります。
また、元気が無いからと、この時期に肥料を与えるのは逆効果です。
肥料は春まで必要ありません。

 

水やりは、間隔をあけて、たっぷり、が基本です。
水をやり過ぎて傷んでしまうことが多いので、葉が少ししんなりするくらいまで待ってから与えて下さい。
受け皿に溜まった水は捨てるようにしましょう。
暖かい日中、できれば午前中に与えるようにするといいですね。
色づくためには、株が元気に生長することも大切です。
クリスマスが終わっても、春までは水やりと置き場所に注意して下さい。
春になったら全体の3分の1の大きさまでバッサリと枝を切り戻して、肥料を与え、元気な新しい葉を増やします。

『ポイセチア』は、「短日(たんじつ)植物」と言って、日が短くなると花が咲きます。
つまり、夜の真っ暗闇が長くなることが大切なんです。
生産農家では、夏の終わりから1~2ヶ月間、夕方5時から翌朝8時まで、真っ暗闇にして育てます。
毎年色づかなくて困っている人は、来年の9月頃から、一鉢にスッポリ段ボールをかぶせるなどして、夜を暗くするようにしてみて下さいね。

 

次回は、お正月の定番『万両』のお世話の仕方をご紹介します。


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