アンケート結果
緑のカーテンを作っている人の割合は?また、どこにどんな風に作っているのでしょうか?さらに、実際に緑のカーテンを作った人に、その効果や出来映えについて伺いました。また、みなさんに人気のカーテン植物は何でしょうか?
アンケート結果【1】緑のカーテンを作る?どんな場所で?
夏の強い日差しを遮り、室温の上昇を抑える効果などがある緑のカーテン。エアコンの設定温度を高めに設定したり、使用時間を短くすれば、節電できるとあって、家庭だけでなく、会社や学校などでも取り入れられていますよね。実際、今回のアンケートでも「昨年緑のカーテンを作った」という人は約7割。さらに、ほとんどの人が「今年も作る」ということで、その人気の高さが伺えます《グラフA・B》。では、みなさんはどんな場所に緑のカーテンを作っているのでしょうか?——約6割と最も多かったのが「庭で1階の窓を覆うように」。次に、約2割が「マンションやアパートのベランダで窓を覆うように」という結果でした《グラフC》。また、緑のカーテンは地植えでも鉢植えでも育てられますが、庭で育てている人が最も多かったことから、地植えで育てている人が多いのかと思いきや、約6割の人がプランターなど鉢植えで育てていることがわかりました《グラフD》。緑のカーテンは、いわば「季節もの」なので、シーズンが終われば撤去しなければいけません。だから後始末のしやすさや連作障害のことを考えれば、プランターなど鉢植えの方が作りやすいのかもしれませんね。
アンケート結果【2】緑のカーテンには満足? 人気のカーテン植物は?
緑のカーテンを作る目的の一つは、節電です。では、みなさんは節電効果を実感しているのでしょうか?——アンケートでは、「実際に電気代が減った」という人は、わずか4%。約70%の人が「電気代はさほど変わらないが、涼しいと感じた」という答でした《グラフE》。確かに、ここ数年続く猛暑、そして熱中症予防を考えると、無理してエアコンの設定温度を上げるのも難しいのかもしれません。でも、涼しいと感じられるだけでも、緑のカーテンは成功だと思いませんか?また、緑のカーテンの出来映えについても聞いてみました《グラフF》。「やや満足」と「満足」という人が56%と、「やや不満」「不満」という人を少し上回りました。不満だった点では、「葉の密度が低かった」や「花や実の数が少なかった」、満足だった点は「葉の密度が高かった」や「花や実の数が多かった」と、対照的な声が多かったのが印象的です《グラフF・G》。みなさんがどんな植物を緑のカーテンに利用しているかというと《グラフH》…圧倒的に人気なのは、やっぱりゴーヤ。生長が早く、葉が大きく美しい他、何と言っても一株でも実をたっぷり収穫できるのが魅力です。続いて人気なのは、西洋アサガオやノアサガオ(琉球朝顔)、フウセンカズラなど、花や実が美しい一年草や宿根草でした。また、南国の果実、パッションフルーツ(くだもの時計草)は、美味しい実もユニークな花も楽しめるので、意外と育てていらっしゃる人が多いようです。
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