アンケート結果(1)古い土の印象は?もう一度使う?
一度植物を育てた後の古い土って、何が失われてる? 処分する?それとも、リサイクルする?
ほとんどの人が行ったことがあるプランターや鉢の植え替え。この植え替えの度に出るのが古い土です。みんさんは一度植物を育てた後の土に、どんな印象を抱いているのでしょうか?《グラフA》では、古い土は「肥料成分がなくなっている」という答が最も多いのがわかります。でも実は、2位~5位までの内容もすべて正解なんです。一度植物を育てた古い土は、団粒構造が崩れて固くなり、その結果、排水性や通気性、保肥力が低くなり、酸度も酸性化が進んでいます。では、この古い土をどうしていらっしゃるのでしょうか?《グラフB》では、9割の人が捨てずに再び使うと答えていらっしゃいます。でも、古い土をそのまま使うのはタブー。そこで必要になるのが、土のリサイクル作業です。土のリサイクルは、肥料成分を補うというより、土の団粒構造を取り戻し、土のパワー(地力)をアップさせることに重点を置きます。肥料成分の不足は、元肥や追肥として、後からでも十分に補えますからね。
古い土を再利用する理由は、「自分で土づくりをしているから」という答がトップ《グラフC》。さすが!花咲ライフの読者のみなさんですね。自分でブレンドしたオリジナルの土を作っていらっしゃったり、古い土に資材を加えて再生させていらっしゃるんですね。他にも、再利用する理由は「節約」や「処分に困る」という答が多いようです。確かに、一度で捨ててしまうのはもったいないし、重い土の処分には困りますよね。