広大な大地のもと、様々な気候風土に育まれたオージープランツは、大自然が生み出した植物の多様性を伝えてくれます。エキゾチック、ワイルド、原始的、さらにはユニーク、スタイリッシュ…形容する言葉も一つに定まりません。ここでは、数あるオージープランツの中でも、日本でも比較的育てやすく入手しやすいものをご紹介。開花の時期もまちまちで、さらに常緑の葉は色や形も様々なので、上手く取り入れて、年間通して楽しめるガーデンを作ってみませんか。
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何と言っても、エキゾチックな大きな花と繊細な葉が魅力。オーストラリアでは一般的な花木で、約250種が分布しています。四季咲き性が強い種も多く、1本の木に溢れんばかりに花が咲く姿は見事! 切り花にして室内で楽しむのも良いですね。日本の気候に適応する種が多く、暖かい地域なら地植えも可能で、個性的なシンボルツリーとしても人気急上昇中です。種によって、花や葉の形だけでなく樹高も様々なので、選ぶ際には確認しておくことが大切。育てやすく、鉢植えにも向くので、オージープランツ初心者にもオススメです。
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オーストラリア固有の植物で、約70種が分布しています。中でも南東部に分布する種は、日本でも比較的容易に育てることができます。小さな花が集まったブラシ状の花穂が印象的で、高級花材としても人気なので、花屋さんでも見かけたことがあるかもしれません。この大きな花は、蕾から開花まで数カ月かかるので、その過程を見るのも育てる楽しみの一つ。また、葉の形も個性的で、針状のものからノコギリのようにギザギザのものもあり、花のない時期も見応え十分です。淡い緑色の花の「ウォールム・バンクシア」や、大きな花がインパクト大の「バンクシア・エリシフォリア」は、日本の気候でも育てやすくてオススメ。
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スラリとした清楚な花姿で、日本でも人気の常緑多年草。 花や葉、茎までが柔らかな白い毛で覆われていて、手触りが毛織物のフランネルに似ていることから名付けられました。春から咲き始めますが、夏場は花数が減るので、この時期に茎を数センチ切り詰めて新芽を出させると、秋には再びたくさんの開花が望めます。花を咲かせ続けるコツは、こまめな花がら摘み。また、雨に弱いので、地植えは不向き。鉢植えで日当たりの良い場所で育てましょう。
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オーストラリアでは、一般家庭の玄関先でもよく見られるほどポピュラーな木生シダ。成長するとソテツのような太い幹を持ち、数メートルにも大きく葉を広げます。その姿は、恐竜が闊歩していた太古の時代を連想させるような存在感!日陰のジメジメした場所で育つ日本のシダのイメージとは大違いで、強い日差しにも冬の寒さにもある程度耐えるので、暖かい地域なら地植えも可能。但し、大きくなると草丈4mほど、株幅は3mほどになるので、場所選びは慎重に。

日本で最もポピュラーなのは「キンポウジュ(金宝樹)」という種。日本へ渡来したのは明治時代で、知る人ぞ知る個性派花木として古くから親しまれてきました。「ブラシノキ」という別名でもよく知られていますが、その名が示す通り、長さ10㎝ほどの花穂は、ボトルを洗うブラシにそっくり!この個性的な花姿と、病害虫にも寒さにも強い育てやすさで、今、再び脚光を浴びています。園芸品種は30種類以上、バラエティに富んだ花色も魅力。
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学名はアニゴザントス。細かい毛が密生し、先端が裂けた筒状の花が、カンガルーの前足(=paw)に似ていることから名付けられました。春から初夏にかけて、地際からショウブに似た剣状の葉を出し、先端に花を咲かせます。どことなく野生味を感じさせる姿と、ベルベットのような質感が個性的。日本では草丈50〜90㎝ぐらいの園芸品種が、花付きの鉢植えで多く出回ります。育てやすい植物ですが、梅雨時から真夏にかけての高温多湿、冬場の霜や寒風は苦手なので、適切な場所に移動させながら育てましょう。
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何と言っても、エキゾチックな大きな花と繊細な葉が魅力。オーストラリアでは一般的な花木で、約250種が分布しています。四季咲き性が強い種も多く、1本の木に溢れんばかりに花が咲く姿は見事! 切り花にして室内で楽しむのも良いですね。日本の気候に適応する種が多く、暖かい地域なら地植えも可能で、個性的なシンボルツリーとしても人気急上昇中です。種によって、花や葉の形だけでなく樹高も様々なので、選ぶ際には確認しておくことが大切。育てやすく、鉢植えにも向くので、オージープランツ初心者にもオススメです。
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オーストラリア固有の植物で、約70種が分布しています。中でも南東部に分布する種は、日本でも比較的容易に育てることができます。小さな花が集まったブラシ状の花穂が印象的で、高級花材としても人気なので、花屋さんでも見かけたことがあるかもしれません。この大きな花は、蕾から開花まで数カ月かかるので、その過程を見るのも育てる楽しみの一つ。また、葉の形も個性的で、針状のものからノコギリのようにギザギザのものもあり、花のない時期も見応え十分です。淡い緑色の花の「ウォールム・バンクシア」や、大きな花がインパクト大の「バンクシア・エリシフォリア」は、日本の気候でも育てやすくてオススメ。
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スラリとした清楚な花姿で、日本でも人気の常緑多年草。 花や葉、茎までが柔らかな白い毛で覆われていて、手触りが毛織物のフランネルに似ていることから名付けられました。春から咲き始めますが、夏場は花数が減るので、この時期に茎を数センチ切り詰めて新芽を出させると、秋には再びたくさんの開花が望めます。花を咲かせ続けるコツは、こまめな花がら摘み。また、雨に弱いので、地植えは不向き。鉢植えで日当たりの良い場所で育てましょう。
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オーストラリアでは、一般家庭の玄関先でもよく見られるほどポピュラーな木生シダ。成長するとソテツのような太い幹を持ち、数メートルにも大きく葉を広げます。その姿は、恐竜が闊歩していた太古の時代を連想させるような存在感!日陰のジメジメした場所で育つ日本のシダのイメージとは大違いで、強い日差しにも冬の寒さにもある程度耐えるので、暖かい地域なら地植えも可能。但し、大きくなると草丈4mほど、株幅は3mほどになるので、場所選びは慎重に。
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日本で最もポピュラーなのは「キンポウジュ(金宝樹)」という種。日本へ渡来したのは明治時代で、知る人ぞ知る個性派花木として古くから親しまれてきました。「ブラシノキ」という別名でもよく知られていますが、その名が示す通り、長さ10㎝ほどの花穂は、ボトルを洗うブラシにそっくり!この個性的な花姿と、病害虫にも寒さにも強い育てやすさで、今、再び脚光を浴びています。園芸品種は30種類以上、バラエティに富んだ花色も魅力。
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学名はアニゴザントス。細かい毛が密生し、先端が裂けた筒状の花が、カンガルーの前足(=paw)に似ていることから名付けられました。春から初夏にかけて、地際からショウブに似た剣状の葉を出し、先端に花を咲かせます。どことなく野生味を感じさせる姿と、ベルベットのような質感が個性的。日本では草丈50〜90㎝ぐらいの園芸品種が、花付きの鉢植えで多く出回ります。育てやすい植物ですが、梅雨時から真夏にかけての高温多湿、冬場の霜や寒風は苦手なので、適切な場所に移動させながら育てましょう。