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プランターで 1苗から始めよう 超入門「おうちde野菜」
2022.04.04


採れたては生で食べられるほど柔らか。おかかで和えたり、納豆に混ぜたり…毎日の料理に手軽に使える嬉しい食材。野菜の中でも花の美しさはピカイチで、ハイビスカスのような大きな黄色の花を次々に咲かせます。

苗の準備
タネからでも比較的簡単に育てられますが、ビギナーさんは苗からの方が確実。苗は4月下旬頃から出回ります。葉色が濃くツヤがあり、葉が3〜4枚程度の育ち過ぎていない苗を選びましょう。

植え付け
植え付け方法はミニトマトと同じ。オクラの苗は、2〜3本合わせて1つのポット苗として売られていますが、分けずにそのまま植え付けます。根がとてもデリケートなので、ポットから外すときは、根についた土を落とさないように丁寧に扱いましょう。 側枝は育てず、主枝だけを育てます(下のイラストの場合、3本の寄せ植えなので主枝3本)。主枝から伸びる茎の付け根にできるわき芽はすべて摘み取ります(※3)。ある程度生長したら、風で倒れないように、支柱を軸に茎を紐で束ねておきます。

基本管理
置き場所
たっぷり日が当たる場所で。背丈が1m以上になり葉も大きく広がるので、少しスペースが取れる場所で育てましょう。

水やり
葉がしおれない程度に(少しだけしな〜っとなったら)与えます。但し、葉が大きい分、水分が蒸散しやすいので、水切れさせないように気をつけましょう。特に、生育旺盛になる梅雨明け以降は、朝夕2回以上の水やりが必要な場合も(※5)。

肥料
最初の収穫時に追肥を与えます。以降は3週間に1度の目安で与えます(※6)。

収穫
オクラは花が咲いてから4〜5日程度で収穫できます。実を長く放っておくと硬くなるので、やわらかいうちに収穫しましょう。品種にもよりますが、サヤが6〜7㎝になった頃が食べ頃。

文中の※印の詳しい説明は共通の基礎知識を参照してください。

花ごころINFORMATION


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編集後記

花ごころではスタッフが実際に野菜や花を育て、情報を動画やSNSで配信しています。そうすると「種が小さくて水やりで流れちゃった!」「葉っぱの色が変?」など、様々な問題が発生します。そんな時に頼りになるのが、今回登場のベテラン研究員。「ジョウロのハス口を上向きにすれば種が流れにくいよ」とか「これは病気じゃなくて肥料切れのサインだね」など、知識量はもちろん、幅広く植物を育てた経験からくる的確なアドバイスをくれます。そんなスタッフが絶大な信頼を寄せる研究員が、一からレクチャーする今号は、まさに入門書の決定版です! ぜひ、参考にしてくださいね。(菅原)



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