今度こそ!<竹ちゃん直伝>満足するイチゴ栽培
見た目も可愛くて、子供から大人まで大好きなイチゴ。一度育てると、その楽しさにハマってしまう人も多いようです。でも、挑戦する人が多いだけに、失敗も多いのがイチゴ栽培。今回は、花ごころきってのイチゴのエキスパート<竹ちゃん>が、栽培のポイントをお伝えします。
以前、花ごころがガーデナーのみなさんを対象に行ったアンケートでは、「イチゴを栽培した経験がある」と答えた方は、なんと8割近くいらっしゃいました。イチゴはコンパクトに育てられるので、プランター栽培にもぴったり。可憐な白い花と真っ赤な果実は、眺めるだけでも楽しくなりますよね。このように大人気のイチゴ栽培ですが、アンケートでは気になる結果も…それは、収穫や味に「まぁまぁ満足」「満足」と答えた方が3割にも満たなかったのです。
イチゴの苗の植え付け適期は10月。寒くなる前にしっかりと根を張り、冬の休眠期を経た後、春の訪れとともに生長し、開花・結実を迎えます。真っ赤に熟した美味しいイチゴの収穫を夢見て、こんなに長い間お世話してきたのに、満足できない結果に終わるなんて…悲し過ぎます!そこで今回は、イチゴ経験者の方には、今度こそ失敗しない!そして初心者の方には、イチゴ栽培のキホンのキがわかる!そんな「満足するイチゴ栽培」を伝授します。イチゴ栽培に関する様々な失敗談の原因を探りつつ、生長段階ごとのポイントを見直してみましょう。
“竹ちゃん”こと竹川秀夫(たけかわ・ひでお)
「失敗しない・失敗させない」ガーデニングの伝道師。フランス・デルバール社のバラを中心にガーデンローズの楽しいバラ栽培をアドバイス。<バラの祈祷師>と呼ばれる。バラだけに限らず「土づくりの大切さ」を実感できる草花・野菜のアドバイザーとしても活躍。
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