美しいバラのために、庭土にもひと工夫!
植物にとって根は、目に見えない土の中で植物全体を支える屋台骨。バラもまた、元気に育てて、たくさんの花を咲かせるには、根を取り巻く環境=土に気を配ることが大切です。今回は、大苗の植え付け適期を迎えているこの時期、是非オススメしたい専用堆肥をご紹介します。
人間が生活する上で住環境はとても大切ですが、それは植物も同じで、植物にとっての住環境は、根を包む「土」です。特にバラは、土の環境の良し悪しで花付きが左右されることも有名で、美しい花を咲かせている人は、土へのこだわりが強い人が多いようです。では、どんな土がバラにとって良い土なのでしょうか?それは以下のような条件を満たしている土と言えます。
①水はけや通気性が良くて、根の呼吸に必要な酸素を含みやすい、ふかふかとした土。
②余分な水分は早く抜けるけれど、適度な湿り気は維持する、保水性と排水性のバランスの良い土。
③有機質が多く含まれていて、与えた肥料を分解してくれる微生物が活発な保肥力の高い土。
④土の酸度が大体弱酸性で、強い酸性に傾いていない土。
地植えにすることも多いバラですが、みなさんのお庭の土は大丈夫? 鉢土と違って新しい土に入れ替えることが難しい庭土は、年月を経るとだんだんと老化していきます。微生物は減り、酸度は傾き、固くなり、通気性と排水性も悪くなり、パサパサとして柔らかさがないと感じるような土になってしまうのです。良いバラを育てるには良い土に植えるのが、成功への第一歩!そこでオススメするのが、花ごころの『特選有機バラのたい肥』。バラの植え付けの時に庭土に混ぜることで、土壌を元気にする“地力”をアップ!バラのための有機質もたっぷり含まれているので、しっかりと根を張らせ、美しいバラを咲かせます。
花ごころが商品化した『特選有機バラたい肥』は、肥料効果と土壌改良効果の2つの効果で、バラに最適なふかふかの土を作り出します。畜ふんなどの有機質を嫌気発酵させる特殊製法で、バラが好むとされるアンモニアなどの養分をたっぷりと蓄えた高濃度な堆肥で、従来の牛糞堆肥に比べて、窒素成分が1.3~1.5倍と高い状態を保つので、肥料吸収量の高いバラに最適。また、土壌を元気にする力(地力)が高く、土がふかふかに蘇ります。さらに、豊富な微生物が土壌バランスを整え、土壌をきれいにする“デトックス効果”も期待できます。土に混ぜてすぐに苗を植え付けられる安心設計で、この時期の大苗の植え付けもバッチリ!サラッとして扱いやすく、臭いも少ないので、土に混ぜるだけなく、マルチング資材としての利用もぴったりです。
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