アンケート結果 海外のガーデンへの憧れは?和のイメージは好き?
テレビや雑誌、インターネットなど、私たちはいろいろなメディアから様々な国のガーデニング事情を知ることができます。日本では考えられないような広大な土地での庭づくり、アンティークなオブジェをさりげなく取り入れているオシャレな庭、幾何学模様だったりナチュラルだったりと様々な庭園の様式…そんな海外のガーデニングから影響を受けた人も多いのでは? 今回のアンケートでは、海外の庭やガーデニングに憧れるかどうかをお聞きすると、約半分の人が憧れているというお答でした《グラフA》。そのきっかけは、やはりテレビや雑誌などの影響が一番多く《グラフB》、実際に参考にしている国は「イギリス」という答が圧倒的多数でした《グラフC》。一時のブームほどではないにしろ、イングリッシュガーデンは日本でもすっかり定着した感があります。イングリッシュガーデンの特徴は、何と言っても自然なままの姿を楽しむという点で、ナチュラルガーデンとも呼ばれます。人工的に作られたものよりも、自然のままの美しさを好む日本人には、感性的にもぴったり合うのかもしれませんね。イングリッシュガーデンにはバラを上手に取り入れられていることが多いせいか、取り入れてみたい植物は「バラ」という声が最も多く聞かれました。バラの他に、海外の庭に多く取り入れられている「芝生」や「オブジェ・小物」に憧れるという人は、意外に少ないという結果でした《グラフD・E》。
最近では、枯山水や盆栽、苔庭など、日本庭園もクールジャパンの一つとして海外で評価されていますが、みなさんは日本的な庭や和のイメージに興味はあるのでしょうか? 結果は五分五分でした《グラフF》。でも、かつては日本庭園=古典的というイメージが強かったのに比べると、最近では日本の庭や和のイメージは、随分と見直されているような気がします。また、100%和風でなくても、ところどころに和の要素を取り入れた和洋折衷の素敵な庭も、テレビや雑誌などでよく見かけます。海外のガーデンが広く紹介されるようになって、改めて日本らしい庭の良さも見直されているのかもしれませんね。
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