鉢花のシクラメンにも、肥料は不可欠!
冬の室内に華やかさを添えるシクラメン。秋から1月頃まで店頭に並び、贈り物で頂く機会も多いですよね。ところでみなさんは、ご自宅でも花をたっぷり咲かせていますか?満足に花を咲かせるためには、水やりだけでは不十分!肥料やりが大きな鍵を握っています!
冬の鉢花の定番中の定番、シクラメン。でも、「シクラメンって、球根なの?」と、驚く人も少なくないんです。きっと、たくさんの葉と花を出す様子が、チューリップやユリなどの球根植物とは、少し違うように思われるからでしょう。また、球根植物と言えば、球根の中に既に開花に必要な養分が蓄えられているので、栄養たっぷりの土に植え付けさえすれば、あまり手をかけなくても開花を楽しめるイメージがあります。でも、シクラメンの場合はNO! 花と葉を次々と出すので、球根内の養分だけでは足りず、開花中もしっかりと肥料を補う必要があります。それどころか、肥料食いの植物の中でも“大食い”と言えるほどなので、開花中は肥料を切らさないことが、たくさんの花を長く楽しむポイント。しっかりと肥料を与えれば、ゴールデンウィーク頃まで開花を楽しめます。そして、開花中だけでなく、花後も肥料やりを続けます。これは、光合成をサポートし、来年のための養分を球根内に蓄えさせるためのもの。シクラメンは、夏の休眠期以外は肥料を与え続けることが大切なんです。もしも、今年購入したシクラメンが、「蕾のまま枯れてしまった…」「葉色が悪くなってきた…」という場合は、肥料不足が原因かも。美しい花をたくさん咲かせ、来年も楽しむためにも、あらかじめ肥料の準備をしておくとイイですよ。
シクラメンに最適なのは、どんな肥料なのでしょう?みなさんもご存じのように、シクラメンの鉢花の多くは、鉢底の受け皿に水を溜めておける“底面給水鉢”に植えられています。鉢底から不織布が垂れていたり、鉢底の一部が水に浸かるようになっていて、根が必要な分だけ水分を吸い上げる仕組みです。シクラメンの鉢花は、生産農家さんが育てている時から、底面給水鉢で育てられます。つまり、市販されているシクラメンは、底面給水鉢という生活環境に適応した根の生長になっています。そんな性質のシクラメンには、底から水と一緒に吸い上げられる液体タイプの肥料が適していて、ストレスもかかりません。でも、普通の液体肥料では強過ぎて、根を傷めてしまう恐れが…。そこで、オススメするのが、花ごころの『シクラメン底面給水活力液』。すでに多くの花卉栽培農家さんや野菜水耕栽培農家さんで利用された実績のある本格派の活力液なので、安心してお使いいただけます。また、花付きを良くするリン酸成分だけでなく、葉の黄化を防ぐマグネシウムや鉄、マンガンなどの微量要素を配合。薄めずに使えるストレートタイプで、便利な注ぎ口付き。初めての方でも手軽にお使いいただける底面給水鉢専用の活力液です。
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