ご無沙汰しております
花ごころの谷で~す。
毎日暑い日が続いておりますが、皆様いかがおすごしでしょうか~
今回は夏の薔薇の管理についてです。『ビアンヴニュ』
枝も延び、花も終わり、わしゃわしゃな感じです。
本来、夏の剪定は花枝の半分くらいのところで切るくらいでOKです。
これからする剪定は、強健種であること、良いシュートがあることを前提に大胆な剪定をしているのでそのあたりの見極めは必要です。品種によってはリスクがあるので注意です。
この株は2番花のあとの剪定がおろそかになっており、このままでは秋の開花が台無しになるので、今時期の剪定と9月上旬の剪定の2回で整えていきたいと思います。
このように枯れこんでしまった枝はバッサリと剪定。
夏場はオベリスクから外さず、剪定する部分だけ誘引を外してください。
この時細枝も落としていきます。
元気な長く伸びた枝は切らずにのこします。
この時のポイントは、ムリな誘引はしない事。
元気な枝は誘引をせずそのまま伸ばします。
ただし、台風などで折れないように、軽く固定します。
誘引は基本的には冬に行います。
生育期の枝は柔らかく、無理に力を加えると簡単に折れてしまいます。
おおよそ剪定が終わりましたら鉢の土の部分の掃除
掃除をしないと、雨などで黒点病などになる恐れがありますので、表面をきれいにします。
きれいにしたら堆肥を表面にまんべんなく敷き、軽く手で押えます、
夏場の土の乾燥も防ぐことができ、土もふかふかになる効果がありますので、是非お勧め。
乾燥や雑草対策にはマルチングチップも効果的ですね。
次の作業は、肥料。寒肥や春のお礼肥えの量の半分弱で十分です。
(暑さでバテ気味。活発に動きが無いので、肥料はすくなめでOK)
これで完成です。だいぶ枝も葉も傷んでいたので、剪定したら、ここまでになりました。
一瞬、冬の強剪定かと思うぐらいです。あとは水やりをしながら養生をしていきます。
では、このビアンヴニュの生育は秋にまた、お知らせいたします。
モデルはスタッフの竹内でした~。
バラのあるお庭作りはガーデンデザイン課までご相談ください。
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