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週刊ラジオトーク
2018.04.14

苔テラリウム

今、苔の美しさに魅了され、各地の苔が美しい場所を巡ったり、苔を自分で育てたりする、「苔ガール」が急増中なんです。一時、ミニ盆栽や、苔玉(こけだま)がブームになりましたが、最近人気なのは、ガラスの容器の中で苔を育てる「苔テラリウム」。そこで、今回は、「苔テラリウム」をご紹介しましょう。

 

「苔テラリウム」は、小さなガラスの容器の中に、森や植物園などをイメージして、様々な種類の苔や石を配置して作ります。100円ショップに並んでいるガラスの容器でも手軽に作ることが出来ますよ。

 

では、「テラリウム」に向く苔をいくつかご紹介します。盆栽にもよく使われる「ヤマゴケ」は、コンモリとした形になります。「ヒノキゴケ」は、イタチのシッポとも呼ばれる風になびいているような姿に趣きがあります。ふんわりと柔らかな優しい緑色の「タマゴケ」。透き通るような緑色の「チョウチンゴケ」は、水を与えた時に、葉がキラキラと輝きます。

 

土は、苔テラリウム用の専用土があります。瓶に土を敷き詰めたら、霧吹きで水を含ませ、そこに、お好みの苔をのせて、軽く押さえて、土に圧着させるだけです。スプーンやピンセットを使うと作業しやすいですよ。配置できたら、霧吹きでたっぷりと水を与えます。置き場所は、窓から1mほど離れた場所です。窓際は日差しが強かったり、暑くなり過ぎて弱ってしまいます。逆に、トイレや玄関など暗い場所は光合成ができず、弱りがちです。

 

水やりは、蓋がある容器なら湿度を保てるので、1か月に1~2度。蓋の無い開放的な容器なら、2~3日に1回です。春は苔も元気に生長する時期なので、スプレータイプの活力液「ハリ・ツヤ・うるおい液」などを与えると、活き活きと生長します。水を与えそびれて、少し茶色くなっても、しっかり水を与えれば復活しますから、諦めずにお世話をして下さいね。

 

来週は、家庭菜園でも人気の「ナス」の育て方をご紹介します。


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