オージープランツとは、「オーストラリア原産の植物」のこと。近年、ハイセンスなショップの植栽などにも取り入れられることも多く、プロだけでなく、個性的な庭づくりを楽しみたいガーデナーからも熱い視線が注がれています。いつものガーデンに、ちょっぴり刺激的なスパイスを効かせてみたい! そんな人たち、必見です!!

オーストラリア出身の植物と聞いて真っ先に思い浮かぶのは—丸く黄色い花のミモザ、コアラの食糧となるユーカリなどでしょうか?(ちなみに、ユーカリは花も美しく、オーストラリア人にとっては、日本人にとっての桜のような存在なんだとか。)他にも、尖った大きな葉が南国リゾートっぽいコルディリネ、「ブラシノキ」の名で知られるカリステモン…オージープランツって、目新しいようで、意外にお馴染みの植物も多いかもしれません。
日本の約20倍の面積をもつオーストラリアは、砂漠あり、熱帯雨林あり、山岳ありと、地形も気候も様々。そして、それぞれの風土に根ざし、見た目も性質も多種多様な植物たちが分布しています。ワイルドだったりユニークだったり、インパクトのある花、質感や形状、カラーも様々な葉…日本の在来植物とはまた違った個性を持つ植物たちは、植栽の一部としてだけでなく、シンボルツリーとしても人気急上昇中です。今、感度が高いガーデナーたちが大注目のオージープランツ。ぜひ、お気に入りを見つけて<スタイリッシュでカッコいい空間>を作ってみませんか?


ユーカリ・ポポラス
白い花、ハート型のシルバーリーフで人気の品種。鮮やかなピンク色の花を咲かせる「ユーカリ・シデロキシロン・ロゼア」もオススメ。
ギンヨウアカシア
日本で「ミモザ」と呼ばれ親しまれているのがこの品種。春、ポンポン状の黄色い花を目一杯咲かせ、銀色がかった葉とのコントラストがとても美しい!成長が早いので、定期的な剪定が必要。
コルジリネ・オーストラリス
別名「ニオイシュロラン」。1mにもなる線形の葉が、スタイリッシュな雰囲気。グリーンの他、鮮やかな赤や銅葉、斑入りなど、様々なタイプがあります。
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白い花、ハート型のシルバーリーフで人気の品種。鮮やかなピンク色の花を咲かせる「ユーカリ・シデロキシロン・ロゼア」もオススメ。
ギンヨウアカシア
日本で「ミモザ」と呼ばれ親しまれているのがこの品種。春、ポンポン状の黄色い花を目一杯咲かせ、銀色がかった葉とのコントラストがとても美しい!成長が早いので、定期的な剪定が必要。
コルジリネ・オーストラリス
別名「ニオイシュロラン」。1mにもなる線形の葉が、スタイリッシュな雰囲気。グリーンの他、鮮やかな赤や銅葉、斑入りなど、様々なタイプがあります。