MENU閉じる
お問い合わせ
花ごころメディア

花ごころメディア

週刊ラジオトーク
2015.01.28

ポットローズ

今回ご紹介するのは、鉢植えで育てるために作られたバラ「ポットローズ」です。ベランダや室内で楽しめるように品種改良が進められ、お店には、真冬でも、温室で開花調整されたものが並んでいます。

 

「四季咲き性」のバラばかりなので、今、開花を楽しんで、春にもう一度花を咲かせることができます。花は、ミニバラに分類される小さめの物がほとんどですが、花色が豊富でマーブル模様もあります。最近は、香りがするものも増えてきました。

 

たとえば、直径7センチほどでゴージャス感たっぷりの大きな花をつける「インフィニティローズ」シリーズは、驚異的な花持ちが特長で、冬なら1つの花が5週間も咲き続けるそうです。部屋で楽しむことを前提に育種された「ポールセンローズ」のインドアローズなら、多少の日当たりの悪さにも耐えてくれます。

 
お店で選ぶ時は、下の方の葉が黄色くなっていないもの。新芽や蕾が生き生きとしていて、葉が緑色で色艶が良いものを選びましょう。この時期は、温室で育てて開花させたものばかりなので、いきなり外に出しては、寒さで傷んでしまいます。室内の日当たりの良い窓際に置きましょう。幾分涼しい部屋の方が適しています。エアコンなど暖房機器の風が直接あたるような場所も避けましょう。下の方の葉が黄色くなったら、日照不足です。日中10℃以上の気温がある日は、室外に出して、日光浴をさせるといいですよ。水やりは、表面が乾いてきたらたっぷり。受け皿にたまった水は捨てましょう。肥料は、開花が終わるまで要りませんが、「バラの活力液」を時々噴霧すると、乾燥を防ぎ、花持ちも良くなります。

 
花が散り始めたら、花首から切り取ります。全ての花が咲き終わって、開花が一段落したら、枝全体を3分の1ほど切り戻せば、春にはまた、花を咲かせてくれますよ。

 

来週は、今からでも春の球根植物が楽しめる「芽出し球根」をご紹介します。お楽しみに。


関連コンテンツ

お問い合わせ

商品・サービスに関するお問合せは、こちらへ。