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週刊ラジオトーク
2015.01.21

ハナカンザシ

今回ご紹介するのは、『冬の妖精』とも呼ばれるかわいらしい花「ハナカンザシ」です。

 

オーストラリアに自生するキク科の植物で、ドライフラワーのようなカサカサした手触りの花を咲かせます。蕾は丸く、額はピンク色ですが、開くと花びらが白く中央が黄色い、1.5~2センチほどの花を咲かせます。菊の花を小さくしたような感じですが、花びらが丸っこいので、とてもキュートです。天気の良い日には花を開きますが、曇りや夜には閉じてしまうのもこの花の特徴です。

 

草丈は15~25㎝くらいで、本来は多年草ですが、日本の高温多湿に弱く、夏に蒸れて枯れてしまうことが多いので、一年草扱いになっています。春~初夏に咲く花ですが、開花調整されて12月頃からお店に出回っているので、今買って、初夏まで長く楽しむのがおすすめです。寒さと乾燥に強いので、冬の寄せ植えにぴったりです。

 

最近は、草丈60センチにもなる品種や、花びらが細く、ピンク色の物や、濃いピンク色の大きなお花を咲かせる品種も登場しています。お店で選ぶ時は、下の方の葉が黄色くなっていないもので、よく枝分かれをしていて、ボリュームのあるものを選びましょう。

 

夏に涼しい日陰に移したいことと、花に水がかかると黒く傷んでしまうことから、鉢植えにして移動できるほうが安心です。土が湿った状態を嫌うので、底には必ずゴロ石の「鉢底石」を入れて、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。冬の間は、雨や霜の当たらない日当たりの良い場所に置きます。

 

水やりは、花に水がかからないように注意しましょう。水のやり過ぎで弱りやすいので、土の表面がしっかり乾くまで、与えません。咲き終わった花をこまめに切り取ると、脇芽が伸びて、次々と花を咲かせてくれます。たくさん咲いたら、切り花にして数日乾燥させれば、ドライフラワーとして楽しめます。

 

来週は、ミニバラ「ポットローズ」をご紹介します。お楽しみに。


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