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週刊ラジオトーク
2014.12.24

シクラメン

今回は、冬の鉢花の定番、「シクラメン」です。クリスマス用にお正月用にと、たくさんのシクラメンが並びます。種類もとても豊富で、選ぶのに迷ってしまいます。

 

最近注目を集めている品種をいくつかご紹介しておきましょう。白い花弁の縁に紫色のフリンジが入る「セレナーディア・ビクトリアブルー」。普通のシクラメンには無かった香りが高い品種です。珍しさで人気なのが、フリルが入った淡い黄色の花の「森の妖精」や、細かく切れ込みが入る細くて赤い花弁がまるで炎のように見える「かがり火」。世界初と言われている上向きに咲く「アンジュ」。他にも、八重咲きで垂れ下がるように咲くものや、二色咲きのように見えるものもあります。

 
 お店で選ぶときは、株がグラつかず葉の色艶が良く、内側の新芽や蕾が元気で、カビなどが生えていないものを選びましょう。また、シクラメンは葉の数と蕾の数が同じと言われています。元気な葉がたくさんついているものがおススメです。

 
シクラメンで一番気を付けたいのが、置き場所です。日光の良く当たる窓際で、ときどき鉢を回して、株全体に光を当てましょう。寒さが苦手ですが、暑いのも嫌いです。暖房などで室温が高すぎると、すぐに花が終わってしまったり、葉が黄色くなってしまいます。適温は10~18℃。少し寒いかなと感じるくらいです。もちろん、暖房機器の風が直接当たるような場所も避けましょう。

 
水やりは、表面が乾くのを待って、たっぷり与えますが、球根の上部や葉に水がかかるとカビてしまうので、葉を持ち上げて、土の上にかけるようにして下さい。鉢底に水がためられる「底面給水鉢」なら、下の水受け皿に、常に半分くらいの水を溜めておくようにしましょう。

 

咲き終わった花や黄色くなった葉は、茎をつまんで、回しながら引き抜きます。肥料は、土の上に置く「ガーデンシクラメン・シクラメンの肥料」を月1回ペースで与えるか、「シクラメンの活力液」を与えて、肥料を切らさないようにすると、長いものはGWまで花が楽しめます。

 
来週は、お正月にもぴったりな「雲間草(くもまぐさ)」をご紹介します。お楽しみに。


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