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週刊ラジオトーク
2014.12.03

シャコバサボテン

今回は、室内で楽しむ冬の鉢花「シャコバサボテン」です。「シャコバサボテン」の開花期は11~12月ですが、寒さに弱いので、室内で楽しみます。

 

平たく縁がギザギザした葉が何枚も連なっている感じが、シャコに似ていることから、シャコのような葉っぱのサボテン、「シャコバサボテン」と呼ばれるようになりました。また、デンマークで改良されたものを「デンマーク・カクタス」、クリスマスの頃に咲く品種を「クリスマス・カクタス」と呼ぶこともあります。

 
花は、赤、ピンク、白、オレンジ、クリーム色があり、何枚もの薄い花びらが反りかえるように咲きます。愛知県の南知多町は、「シャコバサボテン」の生産地。真っ白の蕾が花開くとほんのりピンク色になる清楚な「チタホワイト」キュートなピンク色の花を咲かせる「セントレア・モモコ」などがあります。花びらがバラのように開いていく「ピンクローズ」や、白い花びらの縁がフリル状になっている「パールウェーブ」は、豪華な印象に。蕾が金平糖の形で可愛らしい「コンペイトウ」シリーズも人気です。

 
お店で選ぶ時は、葉の色艶が良く、株元がぐらついていないもので、小豆より大きい蕾がついているものを選びましょう。小豆より小さい蕾は、環境の変化で落ちてしまいやすいので、小さい蕾ばかりの株は注意が必要です。

 

購入した鉢は、室内の日当たりの良い場所において下さい。ただし、最低気温が5℃以下になると、花が傷んでしまいやすいので、夜間冷え込む窓際は、夜だけお部屋の中央に移動させるなど、注意が必要です。逆に、暖房の風が直接当たるような場所も、良くありません。

 

植え替えは蕾や花を落とす原因になるので、春までそのまま楽しみ,春になったら専用の「シャコバサボテンの土」で植え替えましょう。水やりは、土の表面がカラカラに乾くのを待って、暖かい日中に与えましょう。乾燥には強いですし、土を乾燥させるほうが耐寒性が増しますよ。

 
来週は、冬の寄せ植えに最適な「キンギョソウ」をご紹介します。お楽しみに。


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