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週刊ラジオトーク
2014.11.05

オータムライラック

今回は、ちょっと珍しい「オータムライラック」をご紹介します。ライラックに似た、甘いバニラのような香りの白い花を9月頃に咲かせることから「オータムライラック」の名前があります。

 

中国原産のスイカズラ科の落葉樹で、2~3mほどに生長します。中国名をそのまま日本語読みをして「七子花(ナナコバナ)」とも呼ばれています。

 

「オーラムライラック」の一番の特徴は、白い花が咲いた後、ガクが肥大してピンク色に包まれることです。まるで、白い花がピンク色に変化したように見えるので、2度花が楽しめるとも言われます。アメリカではよく見られる花木ですが、日本では、まだ珍しく、お店では、鮮やかなピンク色が目をひく今頃から、苗が並び始めます。

 

花付きが良く、地植えでも鉢植えでもどちらでも楽しめます。枝がしっかりしていて、株元がグラグラしないものを選びましょう。寒さに強く、日当たりの良い場所を好みますが、夏の直射日光で葉を傷めてしまうことがあります。地植えにするなら、西日が当たらないような場所の方が安心です。鉢植えなら、底に「鉢底石」を入れて水はけを良くし、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。
水やりは、土の表面が乾いたら、たっぷりです。これから寒い時期になるので、できるだけ暖かい日中に与えます。

 

ピンクの花を楽しんだ後、葉が落ちて、休眠期に入ります。2月には、有機質豊富な「果樹・花木の肥料」を与えて、春の芽吹きに必要な栄養をしっかりつけておきましょう。
剪定は特に必要ありませんが、姿が乱れてきたら、葉が落ちた後に剪定しましょう。鉢植えでも花付きがいいので、手軽に楽しめ、初心者にもおススメです。

 

来週は、夏の間緑のカーテンづくりに使ったプランターで楽しめる「ミニ根菜づくり」のコツをご紹介します。お楽しみに。


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