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週刊ラジオトーク
2014.08.27

芽キャベツ

今回は、栄養豊富な野菜「芽キャベツ」のご紹介です。直径2~3㎝の小さなキャベツなのに、ビタミンCは、普通のキャベツの4倍、β―カロテンは14倍もある、栄養価の高い野菜です。
 
「芽キャベツ」は、ヨーロッパ原産のキャベツの仲間で、50~60㎝に伸びた太い茎に、小さなキャベツがビッシリつきます。これは、葉の付け根からできる脇芽が丸く結球したものです。高温と多湿が苦手で、涼しい気候を好むので、ちょうど今頃から、9月中旬頃までが苗の植え付けに最適な時期になります。
 
本葉が5~6枚ついていて、葉の色艶の良い、ガッシリした苗を選び、野菜用の深さのあるプランターを容易します。直径30㎝ほどの深さのある鉢なら1株、野菜用の横長のプランターなら、2株が目安です。苗と苗の間は45㎝くらい空けて下さい。背丈が大きくなるので、たっぷりの土で育てましょう。

 
プランターの底には「鉢底石」を入れて、水はけを良くします。古い土では生育が悪くなってしまうので、新しい土で育てましょう。栄養たっぷりの「花ちゃん野菜の培養土」がおススメです。根は崩さず、できるだけ浅目に優しく植え付けます。植え付けたら、土の表面をワラやバークチップで覆う「マルチング」をし、風で倒れないように、支柱を立てます。
 

植え付け後、2週間経ったら、肥料やりの開始です。野菜用の「有機化成肥料」を1ヶ月に1回与えましょう。結球するまで、しっかりと大きく育てます。10月に入ると、脇芽が出てきて、結球が始まりますので、下半分の葉を取り除いて下さい。これで、1つ1つの芽キャベツがよく育ちます。

 

上の方の葉10枚くらいは最後まで残しておきますが、下の方の葉は、結球が進むにつれて、摘み取って下さい。根元に近いほうは、上手く結球しないので、早めに摘み取ります。12月頃、「芽キャベツ」が固く締まってきたら、下から順に収穫します。品種によりますが、翌年2月頃まで、長い間収穫を楽しむことが出来ますよ。
 

来週は、ナデシコの仲間「ダイアンサス」をご紹介します。


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