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週刊ラジオトーク
2014.06.25

アガスターシェ

今回は、ハーブの仲間でシソ科の植物「アガスターシェ」です。「アニスヒソップ」とも言いますが、ここ数年「アガスターシェ」という名前で人気が出てきています。一年草と多年草がありますが、お店で売られているものは、育てやすい多年草ばかりです。

 

暑さに強く、6月頃から咲き始め、秋遅くまで繰り返し花を楽しめます。草丈は50~1m、中には1m以上になる品種もあります。寒さには若干弱いので、雪の降る地域は地上部が枯れてしまいますが、春にまた新芽が出てきます。

 

葉にミントのような爽やかな香りがあるものや、甘くスパイシーな香りの品種もあり、ハーブティーにして楽しめるものもあります。

花の色や形は豊富です。最近人気の品種は、ラベンダー色の小花が集まって花穂になる「ゴールデン・ジュビリー」。ハーブティーにも出来ますよ。魅惑的なアプリコット色の花が美しい「アプリコット・スプライト」や、鮮やかな濃い桃色の花の「ラズベリー・サマー」は丈夫で、秋遅くまで楽しめます。鮮やかな青色の小花が10cmほどの穂になる「ブルーフォーチューン」は夏を爽やかに彩ってくれます。

 

お店には、開花した苗が並びます。葉の色艶がよいものを選びましょう。

 

日当たりの良い場所を好みますが、地植えにする時は、夏場は半日陰になるような場所が適しています。鉢植えにするなら、水はけをよくするため「鉢底石」を必ず入れて、栄養たっぷりの「花ちゃん培養土」で植え付けましょう。水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりです。

 

秋まで花が咲き続けるので、肥料成分が整った「IBのチカラ」を1ヶ月に1回ペースで与え続けましょう。肥料不足になると、花も咲かなくなってしまいます。咲き終わった花穂は、こまめに切り取りましょう。

 
来週は、花と赤い実が楽しめる「ヒペリカム」をご紹介します。


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