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週刊ラジオトーク
2014.06.04

バラの花後

年間通して、バラの育て方をご紹介していますが、今日は、花が咲き終わった後のお世話の仕方をご紹介します。

 

花が咲き終わってきたら、早めに切り取りましょう。最近は、1房にたくさんの花を咲かせる「房咲き」のバラも多いですが、咲いた花を一輪ずつ切り取っていき、蕾が全部咲き終わったところで、切り戻します。

 

花のついた枝に、大きくて元気そうな葉を3~5枚残すようにして、大き目な葉の上で切ります。葉は、ソーラーパネルと表現されることがあります。太陽の光を受けて、栄養を作り出すので、葉が大きく元気であればあるほど、栄養もたっぷり作れます。大きなソーラーパネルの上で切るようにしましょう。迷ったら、枝のちょうど半分くらいの位置で切っても大丈夫ですよ。

 

 バラは強い植物です。思い切って剪定するほうが、元気な新芽が出てきて、勢いよく生長し、四季咲き性のバラはそこにまた花をつけてくれます。剪定をしたら、花後のお礼肥として、ニームを配合した「特選有機 濃いバラの肥料」を与えておくのがおススメです。

 

 6月に入り梅雨を迎え、雨が多くなると心配なのが、「黒星(くろほし)病」です。葉に黒い斑点ができ、やがて葉全体が黄色くなって葉を落とします。この時期、葉を落としてしまうと、夏越しにも影響がでてしまいます。黒星病の病原菌は、雨が降った時、葉への泥の跳ね返りからうつるので、土表面を「バラ専用マルチングチップ」などで覆って、泥の跳ね返りを防ぐようにしましょう。

 
また、葉の健康を手伝ってくれる抗菌マイスターの「バラの活力液」を定期的に散布して、強い葉を作っておくといいですね。また、6月は害虫達も元気で、特に、コガネムシが、土の中に卵を産み付けると、夏以降に幼虫が根を食べてしまいます。コガネムシがたくさんバラに寄ってきているようなら、土に卵を産みつけられているかもしれません。早めに専用の薬剤を使用する方が安心です。

 

来週は、薬味に重宝な「シソ」をご紹介します。


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