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ホーム花ごころメディア週刊ラジオトークアーカイブ2014年香りのバラと病害虫対策
週刊ラジオトーク
2014.05.07

香りのバラと病害虫対策

5月は、バラのシーズンです。今回は、最近人気の「香りのバラ」と気になる「病害虫対策」をご紹介しましょう。最近は、花の色や形だけでなく、香りにも注目が集まっています。この時期は、蕾や花が付いた開花株がお店に並びますから、お気に入りの香りを選ぶことができますよ。

 

では、香りがよく、病気に強いおススメの品種をご紹介します。第6回「ぎふ国際ローズコンテスト」でベストフレグランス賞を受賞した「ナエマ」。麻酔的な甘さの香り…とも言われるほど、甘い香りと、コロンとした優しいピンクの花がマッチしていて人気があります。フランスでも大人気、シルキーホワイトの大輪の花「アンナプルナ」。エレガントな花にピッタリの凛としたさわやかな香りです。そして、岐阜県大野町で生まれた「ガブリエル」。中央をほんのりと紫に染める花びらが波打ってふんわりとした印象。シトラス成分を含む神秘的な香り、繊細な天上の香りとも表現されています。

 

香りのバラは、花びらから香りを発するので、香りが無いバラより花持ちが悪くなりがちです。早めに切り花にして、室内で香りを楽しみましょう。午前中、早めの時間に切り取ると、香りをより強く感じることができますよ。

 

また、この時期は病害虫の発生が多くなる時期でもあります。アブラムシは、少しなら、ガムテープでペタペタとくっつけて取り除けますが、大量に発生した場合は、専用のスプレータイプの薬剤か、粒状の薬剤をこの時期だけ土の上にまいて予防するのもお勧めです。また、病害虫に強い植物を育てる肥料「バラ園ニーム」を使うだけでも、効果が期待できそうです。

 

病気では、うどん粉病。蕾や新芽、葉が、うどん粉をまぶしたように真っ白になってしまう病気です。雨の当たらない軒下やベランダは、風通しも悪く、うどん粉病が発生しやすくなります。部分的な発生なら、ふきとればOKですが、広範囲に発生してしまった場合は、専用の薬剤を散布するほうが、病原菌に直接効くので安心です。また、葉にスプレーをする抗菌マイスター「バラの活力液」を使えば、葉も美しく保てます。今年の母の日のプレゼントは、香りのバラにしてみませんか?

 

来週は、緑のカーテンにもなる「ヒョウタン」のご紹介です。


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